皆さん、こんにちわ^^
コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。
先日のコーヒー探しの旅の続編の備忘録を致したいと思います。
もうそろそろ1ヶ月近く経ちそうですので、忘れないうちに熱い気持ちや想いを記述しておきますね。
先日の、コーヒー探しの旅のブログ関連記事も併せてお読み下さいね。
コーヒー探しの旅の関連記事↓
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自分の想いや独断と偏見があるブログ記事にもなりますし、ちょっぴり長めな想いの詰まった重い記事を綴っていきますので、最後まで応援宜しくお願いしますね(笑)
この間のコーヒー探しの旅では、こちらの熊本の地では味わえない体験やコーヒーの世界観が沢山詰まっており、かなり刺激的で勉強にもなりましたし、日々目の前のお客様にフィードバックも出来ているので価値ありなものばかりでした。
その中でも、最も刺激的で勉強になったのが、この丸山珈琲さんの新店舗オープン日に伺ったことです。
私が知る東京コーヒーショップのイメージもあって、とてつもなく大きな設備や大胆な仕掛けや派手な場所での営業と思っておりました。
ところが、イメージと良い意味で違い素晴らしく感動しました。
目次
丸山珈琲のこだわりと集大成が詰まった店舗、シングルオリジンコーヒー専門店
コーヒー業界で、この丸山珈琲を知らない人は居ないくらい現代の日本のコーヒーシーンの立役者のコーヒー屋さんです。
スペシャルティコーヒーが日本で普及して、ブームまで起きている現象はこの丸山珈琲さんがあってこそだと感じております。
その丸山珈琲さんが、東京の表参道を舞台にシングルオリジンコーヒー専門店をオープンしました。
最初は、1991年に軽井沢で始めた小さな自家焙煎コーヒー専門店であったのが始まりでした。
それから、日本にスペシャルティコーヒーが渡ってきて日本スペシャルティコーヒー協会などが発足されてから、日本のスペシャルティコーヒーの普及に日夜走り回っていたそうです。
当時から、世界各国のコーヒー生産国で行われる国際品評会などに国際審査員で参加したり、バイヤーとして参加したりと精力的に良いコーヒー豆との関わりを持っておられたそうです。
それから、26年で9店舗の丸山珈琲を展開されてこられました。
そして、丸山珈琲10店舗目がその想いの集大成として今回は東京の表参道にシングルオリジンコーヒー専門店をオープンされました。
建物の外観は、オシャレなペンションを改装した雰囲気があります。
見た目にコーヒー屋さんの雰囲気はなく静かな佇まいで、場所も表参道のメインストリートからは外れてスゴク雰囲気のある閑静な住宅街にあります。
丸山珈琲のオーナー丸山 健太郎さんも、自らお出迎えをされておられました。
そして、店内に入ると日本屈指のトップバリスタの方々がコーヒーをサーブしておられました。
2階建てで、1階がシングルオリジンコーヒー豆の売り場で2階が喫茶スペースになっております。
とても静かでペンションに泊まりに来たような贅沢な空間作りをされておられました。
こちらの店舗イメージは、「コーヒー農園隣接のゲストハウスをイメージ」しているらしいです。
お店のコンセプトは「Discover Coffee」=「コーヒー豆生産者との出会い」であり、コーヒー豆で“生産者とお客様をつなぐ架け橋”をイメージして運営しておられるようです。

丸山珈琲のシングオリジンコーヒーをフレンチプレスで味わえます
シングルオリジンコーヒーは、常時30種類くらいあるそうです。
そして、このような新聞のようなものがメニュー表であります。
持ち帰りも出来る、丸山珈琲の集大成のこだわりも詰まっている情報ばかりで価値あるものです。
このメニューラインナップのカテゴリもコーヒー愛とこだわりに溢れております。
下記のカテゴリのメニューにあるものを、基本的にはフレンチプレスで注文することが出来ます。
以前のブログ記事に、フレンチプレスなどのことも記載しておりますので、そちらも併せてお読み頂くと理解しやすいと思います。
フレンチプレスコーヒーの関連記事↓
このコーヒーメニューカテゴリは、
「Community Supported Coffee」
優良生産者を支援し、素晴らしいコーヒーを継続的につくるための環境実現を目指し、高品質コーヒーの生産者と焙煎業者を支援する仕組みにより生産・買い付けられたコーヒー
「Grand Cru Series」
丸山珈琲がセレクトしたグランクリュ(特級畑)のコーヒー
「Bolivia Exotic Lot」
ゲイシャ種をはじめとした様々な品種や新たな生産処理方法で多様化したボリビアコーヒーの中から特別なロットのコーヒー
「Seasonal Single Coffee」
丸山珈琲が、この時期に最も美味しいと考える旬のセレクトコーヒー
「Certified Coffee」
有機認証、フェアトレード認証など非営利団体や第三者機関により、それぞれの理念に基づいた一定の審査基準を満たしたコーヒー
「Decaffeinated Coffee」
薬品を一切使用せず、安全にディカフェ処理をした安心していただけるカフェインレスコーヒー

シングルオリジンコーヒーの抽出は丸山珈琲のトップバリスタが行います
「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」で、日本史上初となる3度の優勝経験を誇る鈴木バリスタをはじめ、トップバリスタが常に店舗に常駐しておりコーヒー抽出をして頂けます。
コーヒー抽出方法は、フレンチプレスとエスプレッソとサイフォンなどもあるようです。
今回は、ボリビアのディカフェとホンジュラスのゲイシャのウォッシュドを頂きました。
私がいうまでではありませんが、複雑なフレーバーと複合的なテイストがベストな状態でした。
まとめ
これだけ、シングルオリジンのコーヒー豆にこだわった専門店には感動しました。
そして、コーヒー職人としてもとても勉強になりました。
飲む価値ありのコーヒーばかりですので、東京に行かれた際は是非お立ち寄り下さいね。
~~~店舗情報~~~
丸山珈琲 表参道 Single Origin Store
〒107-0062 東京都港区南青山3-14-28
Tel / Fax:03-6447-5238
駐車場:なし
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とても良い刺激を頂きました。このような意識が高く良いコーヒーをお店でも提供することに邁進していきたいと思います。
