皆さん、こんにちわ^^
コーヒー焙煎研究所WATAURUのわたるです。
本日も、張り切ってコーヒーに関する情報をお伝えさせて頂きたいと思います。
今回のテーマは私の独断と偏見でありますが【コーヒーVS紅茶の比較】を様々な角度からさせて頂きたいと思います。
目次
コーヒーが身体に与える良い影響とは?
毎回、当店ブログをご観覧頂きありがとうございます。本日は、いつもと趣を変えて嗜好品飲料の比較をしていきたいと思います。まずは第一弾は【コーヒーVS紅茶の比較?!身体に良い影響を与えるのはどっち?】というテーマで解明していきたいと思います。
あなたはコーヒー派ですか?それとも紅茶派?どちらもほっと一息つきたいときに飲む、最高の1杯ですね。でも、コーヒーと紅茶、味や香りの違いは分かるけど、身体に良い影響を与える点ではどちらが優れているのか、そんな比較をしたことはありませんか。ちなみに、私は迷うことなくコーヒー派です(笑)コーヒー大好きでコーヒー屋さんを営んでいるので、当たり前ですよね^^
ここではコーヒーと紅茶それぞれに含まれる成分と、それが身体に与える影響について説明し、比較したいと思います。 まずコーヒーに含まれている成分ですが、代表的なものはやはりカフェインです。カフェインには覚醒作用があることは知られていますが、さらに記憶力や集中力を高める働きもあるのでこれから仕事に勉強に頑張ろうというときには有効です。
その他に身体に良い影響を与える成分として挙げられるのがポリフェノールの一種であるクロロゲン酸です。これには強い抗酸化作用があり、身体にある余計な活性酸素を減らす働きにより、生活習慣病の予防、老化防止に効果があります。このクロロゲン酸のすごい所は、これ以外にも、脂肪の燃焼を促す働きがあるので身体の脂肪を減らしたり、蓄積するのを防いでダイエット効果も期待できるということです。「コーヒーダイエット」という言葉を聞いたことがあると思いますが、それはこのクロロゲン酸の効果とも言われております。
紅茶が身体に与える良い影響とは?
では紅茶にはどのような身体に良い成分があるのでしょう。皆さんは紅茶にもカフェインがあって、実はコーヒーよりその量が多いなどと聞いたことがありませんか。コーヒー豆と紅茶場を同じ重さで比較すると、紅茶の方が多くカフェインを含んでいますが、実際は1杯にどれだけ含まれているかのため、1杯当たりに使用される量で比較します。
そうするとコーヒー豆が約10g、紅茶は2~5gで、カフェインの量もコーヒーが約100mgなのに対して紅茶は約30mgと少なくなります。従って紅茶のカフェインが身体に与える影響は少ないと言えます。カフェインの効果は前途のコーヒーのところで紹介したように、カフェインには覚醒作用があり、記憶力や集中力を高める働きも助長してくれます。
カフェイン以外の身体に良い成分にはどのようなものがあるかを挙げていきます。紅茶も日本茶と同じ種類の茶葉を使っていることから、誰もが知っている「カテキン」を含んでいます。紅茶に含まれているカテキンは「紅茶カテキン」といいます。カテキンは巷でも知られていることが多く、殺菌作用があって食中毒の予防に効果があると言われております。O-157が流行したときには緑茶をたくさん飲む地域は感染が少ないと言われていましたが、紅茶も同じ効果があるのです。
風邪予防やインフルエンザが流行する季節には、水ではなく紅茶でうがいする方がインフルエンザ予防に効果があります。これはテアフラビンという成分がウィルス粒子を凝集させる作用があって感染力が弱くなるからです。ポリフェノールの一種であるテアフラビンやテアルビジンには抗酸化作用があり、活性酸素を減らしてくれるみたいです。
その効果として血中コレステロールの抑制、血糖上昇抑制、動脈硬化抑制作用などの生活習慣病をはじめ、老化防止にも効果があるようです。その他紅茶には意外にもカルシウムやカリウム、ビタミン類(B1、B2、ナイアシンなど)、ミネラルが豊富に含まれているので栄養補給としても有効です。
コーヒーと紅茶を比較?!結局は身体に良い影響を与えるのはどちら?
こうしてコーヒーと紅茶を比較してきましたが、体に良い影響を与える成分は、それぞれ多種多様にあることが分かりました。共通しているところは紅茶もコーヒーもその香りのようです。コーヒーや紅茶の香りはいずれも脳にリラックスしたときに出るα波がでるという実験結果があります。リラックスしたいときに飲むのは、このα波を出す効果をうまく利用していることになります。
結論として、どちらが優れているかということは、甲乙つけ難いですが共にメリットがあり、どちらが好みかで分かれるということになります。
コーヒーの身体に対してのメリット
①カフェインの覚醒作用により記憶力や集中力を助長してくれる
②クロロゲン酸の抗酸化作用により、生活習慣病や老化防止の予防になる
③クロロゲン酸の脂肪の燃焼を促す作用によりダイエットにつながる
紅茶の身体に対してのメリット
①カフェインによる記憶力や集中力を高める効果を促してくれる
②紅茶カテキンによる食中毒予防
③テアフラビンやテアルビジンには抗酸化作用があり、紅茶でうがいをするとインフルエンザ予防になる
まとめ
コーヒーと紅茶それぞれの身体に与える良い影響を比較してみました。上記のように、コーヒーと紅茶は互いに3つのメリットがあるので目的により良さが変わるのだと感じます。何はともあれ、おいしくリラックスできて、それでこんなに身体に良い影響があるなんて素晴らしいことばかりの嗜好品飲料ですね。
身体に与える良い影響を考えるのも良いですが、これだけで大きな効果を期待するには足りません。やはりどちらも嗜好品です。香りと味を楽しみながら飲むことが、どちらにとっても一番かも知れませんね。コーヒーの魅力や想いなどを、当店ホームページにも詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。
参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」
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