熊本市中央区のスペシャルティコーヒーロースターカフェ「南阿蘇珈琲」

南阿蘇珈琲
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所わたるのWATARUです。

本日も、趣味でもあるコーヒー巡りの備忘録ブログ記事をお届けさせて頂きたいと思います。

熊本で、美味しいコーヒー屋さんを探している方には必見な内容になりますので、ご興味のある方は最後までお付き合い下さいね。

自家焙煎コーヒー専門店「南阿蘇珈琲」とは

本日も、ぶらぶらコーヒー巡りをしてきた際のことをブログで綴っていきたいと思います。熊本のコーヒー好きな方で知らない方は居ないと思うくらい名店の南阿蘇珈琲さんにコーヒーを飲みに伺いました。ホントに憧れと見習うべきことばかりのコーヒー屋さんですね。

こちらの南阿蘇珈琲さんは16~17年くらい前に開店された、熊本のコーヒー通で知らない人は居ないと言われている名店中の名店のコーヒー専門店であります。私も、年に1~2回くらいはコーヒーを飲みに伺っております。店主の田中さんと同じく、優しく気取らずに自然体のコーヒーが提供されております。

コーヒー豆の種類は常時4~5種類で、すべてこだわり抜いたスペシャルティコーヒー豆を提供されております。場所は、熊本の大江ダイエー裏辺りの隠れ家的な場所で探さないと見つけれない所で営業されております。ただ、こちらの南阿蘇珈琲さんは場所は難しい場所でありながら、お客様は途絶えることなく入れ替わり立ち替わりでご来店されております。愛されるお店であり、愛して下さるファンが多い印象の、素晴らしいコーヒー店だと感じます。

そんな圧倒的なファンが多いお店の南阿蘇珈琲さんですが、店主の田中さんは気取らずにカッコいい方です。ホントに気さくで明るく笑顔とユーモアが絶えない店内に、可愛い子犬も走り回っております。行くたびに、コーヒーと田中さんと犬に癒されております。

ただ、そんな温和な田中さんもコーヒーのことになると真剣にワクワクしながら色々なお話しをして下さいます。そんな、南阿蘇珈琲ファンの私も1杯目のコーヒーを頂きました。

南阿蘇珈琲3

店内で焙煎されているマシンはアメリカ製の半熱風焙煎機ディードリッヒ3kg釜

まず1杯目のエチオピアのコーヒーを注文しました。コーヒードリップをして頂いている間に、焙煎機を見学させて頂き色々とご教授して頂きました。型が少し古いので、メンテナンスはご自身でよくされているそうです。輸入物なので、ご自身でメンテナンスをされるそうですが、マシンのこともめっちゃ詳しいのでお勉強させて頂きました。

何よりもビックリしたのが、このディードリッヒ焙煎機は私が使用しているFUJIROYAL焙煎機に比べると、めっちゃ軽量化されていてカートで運べるくらいのもので、場所移動も軽々とされておられました。めっちゃビックリでした!!!

そして、排気するための煙突もジャバラみたいなので直ぐに取り外しが出来る設計で、これもビックリでした!!!焙煎機の構造も単純明快であり、シンプルでありました。このシンプルな設計にパソコンを繋いでローストカーブなどを管理して見極めつつ、日々に焙煎されているそうです。半分はアナログで、半分はデジタルであり、コーヒーが好きでありマシンが好きである田中さんであるから成し得ることなのだと感じました。

そんなお話しをしていると1杯目のコーヒーが運ばれてきました。ドリップコーヒー抽出される際も、温度とか時間や抽出コントロールなどは気にせず、コーヒーの良さを伝えるためにサ~と淹れてらっしゃいます。これも、南阿蘇珈琲さんの素晴らしい部分でもあり、良いものはさりげなく伝えていくのであろう考えなのであろうと感じました。

まずは、1杯目のエチオピアのV60フィルターでの抽出されたコーヒーを口に含むと、口当たりが滑らかで優しくありながらキレのあるレモンを彷彿させる酸味と後口残る甘さが広がります。ホントに淹れる方の気持ちや性格がコーヒーに表れるのは、このことだな~・・と感じました。何の嫌味もなく、さらりと1杯目を飲み干しちゃいました。

南阿蘇珈琲2

2杯目はケニアと手作りチーズケーキを頂きました

2杯目のケニアのコーヒーを淹れて頂いている間に、南阿蘇珈琲さんの看板犬と戯れていました。目がクリっとしていて、人懐っこく触れば触るだけめっちゃ喜ぶけど、少し触らなくなると直ぐにどっか行っちゃう。その度に田中さんが「またかよ~!」・・と仰るのが密かにツボってしまってました(笑)そして、また気がつくと隣の部屋から走って戻って来るの繰り返しをしている内に2杯目のコーヒーが運ばれてきました。

2杯目はケニアのV60フィルター抽出で、またまた店主の田中さんのように優しく滑らかなコーヒーでした。風味は、ホントにさりげないケニアらしいトマト感がありました。そして、チーズケーキもさりげないと思いきや、サクサクな仕上がりで主張強めでありながら、チーズ感はさり気ない感じがしました。

田中さんと談笑していると、いつの間にかにコーヒーも無くなってしまっている不思議があります(笑)看板犬が飲んでるのかな~・・と思いつつ、また話しこんでいると、お客様が多くなってきたので、テイクアウトで3杯目を頂くことにしました。

南阿蘇珈琲5

3杯目はテイクアウトでグァテマラのコーヒーを頂きました

ちょっとお客様で店内が満席になりつつありましたので、私はお邪魔になるのでテイクアウトでグァテマラのコーヒーを頂いて帰ることにしました。忙しい最中でも、店主の田中さんにまた増築して素晴らしい空間になった南阿蘇珈琲さんの各部屋をご案内して頂きました。

この南阿蘇珈琲さんの驚きは、アパートの1階の5部屋のすべてを借りてリノベーションをされておられることです。1階の入り口は南阿蘇珈琲さんですが、ベランダですべての部屋と繋がっていて奥にはカフェや雑貨屋さんやコーヒーラボや教室スペースがあります。

どの部屋もめちゃめちゃ素晴らしく、それを語っている田中さんも子供のようでカッコいい大人で素晴らしいです。私は、毎回お伺いする度に、こんなコーヒー屋の在り方もいいなぁ~と感じさせて頂いております。

そして、淹れたてのグァテマラのコーヒーを手にして南阿蘇珈琲さんを後にしました。このグァテマラのコーヒーは、甘さが上質であり、やっぱり淹れての方の優しさや性格を表しているかの様なサラりしていながら奥深いコーヒーの味わいでした。ファンの方々が何度も行く理由が明確なコーヒー屋さんと感じました。

まとめ

私が理想とする「また行きたくなるコーヒー屋」と「人から必要とされるコーヒー屋」をいつも感じさせてくれる南阿蘇珈琲さんに感謝です。私も、いつまでもコーヒー探究を続けながら、いつまでも人から必要とされるコーヒー屋を目指していきたいと思いました。

皆さんも、このノスタルジックであり非現実の安らぎ空間のこだわりコーヒーを是非ご堪能してみて下さいね。場所が少し分かりづらいですが、行く価値ありありなコーヒー専門店ですので、ご興味のある方は是非お試し下さいね。

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南阿蘇珈琲

熊本県熊本市中央区大江5-2-11-101

Tel: 096-335-7017

営業時間: 12時~20時
定休日: 月曜日

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