ベネズエラ産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の特徴や味わいについて

ベネズエラ コーヒー
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒー愛好家やコーヒーが大好きな皆様にとって有益なコーヒー情報をお伝えさせて頂きたいと思います。

その今回のコーヒー有益情報とは【ベネズエラ産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の特徴や味わい】のことについてお伝えさせて頂きますね。

ベネズエラの歴史や文化について

コーヒー生産国の多い南米で、特徴的なコーヒー豆を生産する1つの国がベネズエラといわれております。残念ながらベネズエラ産のコーヒー豆は当店では取り扱いはしておりませんが、ベネズエラ国はコロンビア国との国境西側で生産されているコーヒー豆であり、他とは違う特徴などを持つベネズエラ産のコーヒー豆について今回はお伝えしていきたいと思います。

  参考リンク⇒「個性溢れるコーヒー豆が盛んな南米エリアのコーヒー豆について」

ベネズエラ国の歴史は、1498年8月2日にコロンブスの第3回航海で発見されたことで始まりました。豊かな水量、熱帯雨林の深さにコロンブスは驚いたそうです。コロンブスは、スペイン両王への手紙に、「Tierra de Gracisa」と書いたそうです。コロンブス到着の報を受けた、アロンソ・デ・オヘーダは1499年5月に、スペインから現在のベネズエラ湾に到着します。

先住民の集落を見た、アロンソ・デ・オヘーダは、この地を「小ベネチア」という意味で「ベネズエラ」と名付けたそうです。スペインの植民地となったベネズエラですが、独立の動きは1810年4月19日に始まります。このきっかけとなったのが、スペイン本国で国王フェルナンド7世が追放され、フランスが統治していることを言い訳にし、カラカスの市民が反乱を起こしたからです。

「フェルナンド7世が再び独自の政府を樹立する」

と宣言し彼らはスペイン本国から派遣されていた総督を辞任させ、自ら最高評議会を立ち上げました。この議会で初めてベネズエラ国旗が採用されることになったそうです。

ベネズエラのコーヒー豆の歴史や生産地について

ベネズエラでコーヒーは、1730年マルティニーク島からベネズエラに持ち込まれ、 その後1960年代まではベネズエラは、コロンビアと生産量が同じというくらい大変多くのコーヒーを生産していたようです。

  参考リンク⇒「コロンビア産コーヒー豆の歴史や特徴について」 

しかし、石油が輸出の大半を占めるようになり、コーヒーの存在が薄れていきました。現在では30万ヘクタールほどの農園があるベネズエラですが、年間6万トンのコーヒー豆を生産しています。ですが世界への輸出は1%も満たない量で、大部分がベネズエラの市民により消費されています。

生産地は、アンデス山脈やラコスタ山脈などコーヒー栽培に適した標高を持つ山々が南北に伸び、温暖な気候や降雨量などの条件にも恵まれています。ベネズエラの主要のコーヒー産地は、コロンビア国境へ向かう南西の山岳地帯となっております。

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ベネズエラのコーヒー豆の特徴や味わいについて

ベネズエラのコーヒーは、主にアラビカ品種がメインになります。かつてのベネズエラは、国内の主要産業として高品質のコーヒー豆を世界中に輸出をしていた時期もありました。そして、ベネズエラのコーヒー豆の格付けや等級はスクリーンサイズを基準にしております。つまり、コーヒー豆の大きさが大きい程、高級品として扱われているのです。

~~ベネズエラの等級や格付け~~

カラコル(A)

最も大粒で最高級グレードの豆

テルセラ(B)

2番目に大きい豆で中粒

セグンダ(C)

3番目に大きいが小粒

スーベリオール(PB)

コーヒー収穫量のある程度で混入している丸豆

ベネズエラコーヒーの味わいは、南米エリア特有の風味と味わいの特徴でもある、酸味が少なくコクがあり、独特な苦みや適度な香りがあり、繊細なコーヒーであります。ベネズエラコーヒーは、浅煎りよりも深煎りであった方がチョコレートのような風味や苦味を味わえるため良いとされております。

そのような理由で、ベネズエラ産コーヒー豆は中深煎り以降の焙煎度合いであれば、ミルクや砂糖などの相性が非常によく、エスプレッソ抽出でのラテなどで仕上げることが多くあります。南米エリアのブラジルやボリビアなどにも近い風味や味わいもあります。

  参考リンク⇒「ブラジル産コーヒー豆の特徴や味わいについて」 

まとめ

今回はベネズエラ産コーヒーの歴史や特徴について、じっくりとお伝えさせて頂きました。南米エリアのコーヒー豆は、ナッツ感やチョコ感が風味や味わいとして楽しめることもあり、ミルクや砂糖などとも相性が良く、エスプレッソコーヒーでの仕上げやラテなどで楽しめるコーヒー豆でもあるようですね。

当店でも、世界各国の産地のコーヒー豆を提供しておりますので、是非一度飲み比べのためいらして下さいね。全種類のコーヒー豆の試飲も出来ますので、気軽にスタッフにお声掛け下さいね。当店の、詳細地図やアクセスについてのことは下記リンクページに記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

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