ブルンジ産のコーヒー豆の歴史や産地情報や焙煎豆の味わいや特徴について

ブルンジ コーヒー
Pocket

皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所わたるのWATARUです。

本日も、コーヒー好きな方やコーヒー愛好家の方に向けて有益な情報をお伝えさせて頂きたいと思います。

今回の有益なコーヒー情報とは【ブルンジ産のコーヒー豆の歴史や産地情報や焙煎豆の味わいや特徴】のことについて詳しくお伝えしていきますね。

ブルンジ国の歴史や文化とは?

「ブルンジ?」国名?どこにあるの? 生活している中ではあまり聞いたこともないという人が多い国名だと思います。ただ、このブルンジ国は近年のコーヒー業界では話題殺到な素晴らしいコーヒー豆を産出している生産地として最近注目されている国のひとつであるのです。

そんなブルンジとはどんな国なのか?ブルンジのコーヒー豆栽培の歴史やコーヒーの味や香りの特徴は何なのかを紹介していきたいと思います。ブルンジは日本では馴染みのない国ですが、一体どんな国なのでしょうか。

「コーヒー栽培」という意味ではキリマンジャロで知られているタンザニアと国境が接していることもあって、アフリカ大陸のコーヒー栽培に適した地域でもあります。

  参考リンク⇒「タンザニア産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の特徴について」

アフリカ大陸の中央部にあるブルンジは面積約3万平方キロメートル、人口は約1千万人で農業を中心とした小さな国になります。首都はブジュンブラ、公用語はフランス語とキルンジ語、宗教は主にカトリック教でその他プロテスタントや伝統的な宗教があります。

ブルンジ国の歴史はブルンジ王国から始まります。それ以前の紀元は文献などもなく明らかになっていません。その後、植民地政策によりヨーロッパ諸国がアフリカ大陸に進出し、ブルンジ王国の隣国であるルワンダはドイツ領東アフリカの一部となりました。

しかしブルンジ王国はドイツ帝国のこの申し入れを拒否したため、ドイツ帝国はブルンジを攻撃、最終的にはドイツの植民地となりました。1916年、第一次世界大戦ではブルンジは戦場となり、ベルギーに制圧されました。1918年の第一次世界大戦の終戦と同時にブルンジはルアンダと共にベルギーの植民地となりました。

ドイツ、ベルギーの植民地を経て1962年に再びブルンジ王国として独立しましたが、その後も民族間対立が頻発し、治安が悪い状況が続いています。そんなブルンジの文化はどのようなものでしょうか。ブルンジはアフリカ大陸の中央部の標高の高い位置にあるので、自然豊かな観光地があります。

世界第2位の水深を誇る古代湖タンガニーカ湖やさまざまな動物が生息するルシジ国立公園、ルヴブ国立公園や大自然の中に広がる茶畑が壮大なキビラ国立公園の他にも一見の価値がある観光地がたくさんあります。ただし、歴史のところでも紹介したように現在も不安定な治安のため、現在日本ではツアーなども組まれていないそうで、日本から観光に出向くのは少し考えた方が良いみたいです。

ブルンジのコーヒー豆の歴史や生産地の情報とは?

ブルンジのコーヒー豆栽培の歴史や生産地についてですが、ブルンジにコーヒー豆栽培が入ってきたのは1930年代で、ベルギーの植民地時代です。ブルンジは標高が高いところにある国で、1日の寒暖差が大きく、さらに火山灰土の肥沃な土地とあって、コーヒー豆の栽培に適した環境であります。

もともとコーヒー豆の栽培に適していたこの地は、コーヒー豆産業が順調に伸びていきました。今ではブルンジの主要産業となって、輸出額全体の8割強を占めております。ただし、ブルンジでは大規模農場は少なく、ほとんどが家族などの少人数での農園です。

農民は貧困なため、殺虫剤や農薬がかえず、栽培はほとんどが手作業の有機栽培となり、高品質のコーヒー豆が生産されています。また、各農園ではコーヒーチェリーを処理する精製施設を持っていないところが多く、付近のウォッシングステーション(水洗式精製所)に持ち込んで処理しています。

  参考リンク⇒「ウォッシュドプロセスの生豆の精製処理方法の詳しい流れについて」

ブルンジのコーヒー豆の味の特徴や種類について

そんなブルンジで栽培されるコーヒー豆の味の特徴はどんなものでしょうか。上記の動画で焙煎しているブルンジのスペシャルティコーヒーのMuhangaは、8分台でデベロップメントタイムも短めでの浅煎りなのですが、驚くほどクリーンカップでグレープフルーツやピーチを彷彿させるような明確な風味が特徴的なクオリティの高いコーヒー豆でした。

ブルンジのコーヒー豆はブルボン種が中心でコーヒー栽培されておられます。ブルンジ国自体が次第にコーヒー栽培が盛んになり、今では更にブルボン種の比率が高くなっています。ブルンジのコーヒー豆の味の特徴は一言でいうと「しっかりとした甘み」と「クリアな酸味」があります。また、香りも豊かで品質の高さを示しています。

  参考リンク⇒「ブルボン種のコーヒー豆の栽培の歴史や味わいの特徴について」

日本ではスペシャルティコーヒーが盛んになってきておりますのでブルンジ国のコーヒーのクオリティが高く称賛されております。最近のサードウェーブコーヒーの流行もあって、ブルンジのコーヒー豆も日本国内でも出回るようになってきました。流行のコーヒー専門店では、よく見かけるコーヒー生産国の1つにもなってきました。

皆さんも、最近のクオリティの高いと評判のブルンジのコーヒー豆を一度試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

当店でも、スペシャルティコーヒーを中心にカップ点数が高くクオリティの高いコーヒー豆を取り揃えておりますので、今回ご紹介したブルンジ国のコーヒー豆は定期的にラインナップに並んでおります。

近年のブルンジ国のコーヒー豆は、ホントに驚くほどのクリーンで個性的な風味を持つコーヒーですので、皆さんも是非一度ご賞味下さいね。当店では、随時試飲も出来ますので是非手にとって飲んで味わってみて下さいね。

下記リンクに当店の詳しい地図の掲載しているページもありますので、ご興味のある方は要チェックして下さいね。

コーヒー焙煎研究所わたるのアクセス地図や詳しい情報ページはこちら