ケニア産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の風味や味わいの特徴について

熊本ケニアコーヒー豆
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー専門店わたるのWATARUです。

本日は、当店で好評なコーヒーのケニア産焙煎豆の特徴ことについて詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

ケニアコーヒー豆の歴史や特徴や種類や味わいとは

現在、当店では11種類のコーヒー豆のメニューがありますがコーヒー豆の原産国は7カ国あります。

「エチオピア」「コスタリカ」「ブラジル」「コロンビア」「グァテマラ」「インドネシア」「ケニア」の7カ国あり、当店ブログ記事では現在5カ国のコーヒー豆の歴史や特徴や種類や味わいなどをお伝えしてきました。

そして、今回は6カ国目の「ケニア」産コーヒー豆のことについて記述させて頂きたいと思います。

上記の焙煎は当店のケニア産コーヒー豆の焙煎シーンですが、ケニア特有のフレーバーを存分に引き出すために焙煎計画をして焙煎工程を経ております。

フレーバーは「オレンジ」「シトラス」「チョコレート」になり、苦味と甘味とフレーバーが濃厚でありバランスがとても良く、アフターテイストが心地良いオレンジのような甘さが長く続いて消えていきます。

それでは、当店でも人気なケニア産コーヒー豆のことについて、本日は詳しくお伝えしていきたいと思います。

ケニアコーヒー豆の歴史や生産地の情報とは

ケニアのコーヒー栽培の歴史は浅く1893年に始まっております。

同じアフリカ圏内でのエチオピアなどに比べると、コーヒー産業に関しては1世紀近くは遅れているようです。

ただ、ケニアでは世界の他の国々よりも最も早くコーヒー研究財団(Coffee Research Foundation)を立ち上げて、世界で最初のコーヒー研究機関を作り最先端の農業技術を研究しておられてます。

そのおかげで、ケニアのコーヒー豆のクオリティは今現在でも安定してた生産量と品質を保たれております。

このコーヒー研究機関は、コーヒー生産者の人々が出資して設立して運営をしております。

「コーヒーの生産」「加工」「マーケティング」など、コーヒーの生産から販売まで、コーヒーに関係する全ての課題のリサーチを担当している素晴らしい機関になります。

ケニア共和国の人口は、約3800万人で国土が約583,000平方キロメートルの広さになります。

生産品種のほとんどがアラビカ種であり、水洗処理方式でのコーヒーチェリーの脱穀方法を行っております。

そして、主要な生産地はケニア山周辺の「キリニヤガ地区」「エンブ地区」や「ニエリ地区」「ルイル地区」「チカ地区」などであります。

ケニアでのコーヒー収穫は年2回に分けてあります。

大きな収穫時期のメインクロップが9~12月、サブのフライクロップが5~7月になります。

ケニアコーヒー豆の味の特徴や種類などについて

ケニアでのコーヒー豆の格付けは、スクリーンサイズによって7つに分類されております。

~~~ケニアコーヒー豆の7つの格付け~~~

1、「AA」

比較的に大粒の豆 (ふるいの穴のサイズ 7.20mm)

2、「AB」

AグレードとBグレードの混合(ふるいの穴のサイズ 6.80 mm)

3、「C」

Bグレードよりも小さいサイズの豆

4、「E」

エレファント豆。最も大きい豆。

5、「TT」

全てのグレードから吹き飛ばされた軽量豆。エレファントのかけらになったものも含んだ豆。

6、「T」

最小そして最細の豆、壊れた豆、不完全な豆も含む。

7、「PB」

ピーベリー豆。コーヒーチェリー1個につき1つしかない丸みのある豆(本来は、コーヒーチェリー1個につき、2つの豆が入っていることが通常。)

ケニアのアラビカ種は、標高1,400~2,000メートルの高地に見られる、火山性土壌で育てられております。

コーヒー生産工程では、「ハンドピックによる赤いチェリーの摘み取り」→「コーヒーチェリーの手選別」→「水流比重選別式パルパーによる皮むき」→「発酵工程」→「綺麗な水に一昼夜浸漬」→「水路での水洗い」→「アフリカンベッドでのパーチメント天日乾燥」→「パーチメントを脱穀」→「選別」の流れで行われております。

このような良質なケニアコーヒー豆には、フルーツのような風味やコクを感じられます。

コーヒーは、その土地の土壌や環境や品種や上記のような生産処理工程により風味や味わいが変わります。

世界各国での風味や味わいの違いは、当店のブログ記事にも記載しておりますので、そちらも併せてお読み下さいね。

↓↓コーヒー生産国や品種や精製プロセスによる風味や味わいの違いについて↓↓

「エチオピアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「グァテマラコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「ブラジルコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「コロンビアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「インドネシアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

上記ブログにも記載しておりますが、品種や生育環境や精製処理方法などによってコーヒー豆の風味や味わいに大きく影響しております。

ちなみに、当店のケニア産ニエリ地区の深煎りコーヒーは「オレンジ」「シトラス」「チョコレート」のフレーバーを感じて、キレのある力強い苦味とコクを味わいとして感じます。

上記動画は当店ケニアコーヒー抽出動画ですが、コクとボディを液体に落すために後半は急がずに細い線でゆっくりと注いでいくことが大事です。

是非、ご参考にして下さいね。

まとめ

今回お伝えしたケニアコーヒーは、とても良質で風味とコクがしっかりとした良いコーヒー豆であります。

当店熊本のコーヒー専門店WATARUのケニアコーヒーは、とても根強いファンの方が多く他では味わえない個性と風味があるようです。

是非、皆様も当店にお越しの際は一度味わってみて下さいね。

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