中南米でも個性溢れる生産国のコスタリカ産のコーヒー焙煎豆の味わいや特徴について

熊本コーヒー
Pocket

皆さん、こんにちわ^^

コーヒー豆専門店わたるのWATARUです。

本日は、コーヒー生産国でも高評価であるコスタリカ産焙煎豆について詳しく記述させて頂きたいと思います。

コスタリカコーヒー豆の歴史や特徴や種類や味わいとは

当店では、コスタリカ産焙煎豆は3種類あります。

それも、農園はすべて同じですが精製処理プロセスが異なるコーヒー豆になります。

コーヒー栽培する際の農園は同じですが「ウォッシュドプロセス」「イエローハニープロセス」「ブラックハニープロセス」と3つあり、すべて感じれる風味は異なります。

そのような多彩な生産国のコスタリカ産焙煎豆のことについて、本日は記述させて頂きたいと思います。

上記動画は、当店熊本コーヒー研究所わたるのコスタリカ産リベンス農園イエローハニープロセスのコーヒー豆の焙煎シーンになります。

当店熊本コーヒー研究所わたるの、コスタリカ産リベンス農園イエローハニープロセスのコーヒー焙煎豆は、中深煎り1歩手前くらいの中煎りくらいで仕上げておりますので、酸味が分解されて苦味成分が生成されている状態になりますので、苦味と酸味のバランスが良く梨やハチミツのような甘さを持ったフレーバーが感じられる、複雑味を楽しめるコーヒーになります。

このブログでも、今まで「エチオピア」「ブラジル」「コロンビア」「グァテマラ」「インドネシア」「ケニア」の当店で取り扱いある生産国のコーヒー豆について詳しく記述させて頂きましたが、本日で当店取り扱い生産国の最後の7カ国目の「コスタリカ」産のコーヒー豆についてお伝えさせて頂きたいと思います。

今までの、当店取り扱い生産国の6カ国のブログ記事も併せてお読み頂くと、さらに楽しめると思いますので、お時間のある方はご観覧下さいね。

↓↓当店取り扱い生産国別の関連ブログ記事↓↓

「エチオピアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「グァテマラコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「ブラジルコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「コロンビアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「インドネシアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

「ケニアコーヒー豆についての風味や味わいの違いについて」

上記ブログにも記載しておりますが、コーヒー豆はその生産国や地域や環境により現地人の判断により、育てるべき品種の選定が変わってきます。

そして、自ずとそのポテンシャルの風味や味わいが決まってきます。

最後は、焙煎師による焙煎度合いと焙煎プロセスで決定的に焙煎豆の風味や味わいが決まります。

このように、コーヒー焙煎豆は様々な要因で最終的風味や味わいが決まってくるようなドラマがあるのです。

今回は、このようなドラマの始まりの部分から終わりまでをお伝えさせて頂きたいと思います。

まさに、コスタリカ産焙煎豆の「From seed to cup」を順を追って当店の目線からもお伝えさせて頂きたいと思います。

コスタリカコーヒー豆の歴史や生産地の情報とは

コスタリカ共和国のコーヒー栽培の歴史は、まず18世紀にコーヒー豆がキューバから持ち込まれました。

その後にコーヒー栽培が広がっていき、19世紀初めには輸出も開始がされ始めました。

1870年代にコーヒー産業は成長・拡大して、コスタリカ国での重要な農産物となりました。

その後、1933年くらいにコスタリカコーヒー協会(ICAFE)が設立されました。

コーヒー生産~輸出までを管理・指導していきました。

品質の保持・向上と安定供給に取り組んでおられました。

そして、品質の高いコーヒー生産を推し進めるための方策として、1988年にはコスタリカ国の法律によってアラビカ種以外のコーヒーの生産が禁止され始めました。

コスタリカ共和国は約400万人の人口で国土が約51,100平方キロメートルの広さになります。

面積だけでいえば、北海道の半分にも満たないくらいの国土の国になります。

単位面積あたりの収穫量は世界最高を誇っており、約400万人の人口に対してコーヒーの木は7億本以上にのぼっているようです。

沿岸部では低地で雨が多く熱帯で、中央の山岳地帯には標高、2000mほどの中央盆地が広がっております。

気温は低めであり、雨季と乾季があります。

生産される大部分が水洗処理方式のアラビカ種で主なコーヒー生産地は「タラス」「トレスリオス」「ウエストバレー」「セントラルバレー」「オロシ」「トゥリアルバ」「ブルンカ」などがあります。

そして2000年以降くらいから、小規模生産者が独自に水洗処理設備を所有して、農園・品種・生産処理にこだわったマイクロミル運動がスタートしております。

コスタリカコーヒー豆の味の特徴や種類などについて

コスタリカコーヒーは良質なものは中央高地で栽培されており、中でも1,550m以上のものを最高級としております。

~~~コスタリカコーヒー豆の標高の違いによる格付け~~~

1、「SHG」

標高1600~1200mの太平洋岸

2、「GHQ」

標高1200~1000mの太平洋岸

3、「HB」

標高1000~800mの太平洋岸

4、「MHB」

標高800~500の太平洋とカリブ海の間の地域

5、「HGA」

標高930m以上のカリブ海に面した地域

6、「MGA」

標高900~600mのカリブ海側の地域

前途でも記述しておりますが、コスタリカで生産されているコーヒーは法律によりすべてアラビカ種の生産になる国になります。

そのうちの9割以上が高地で栽培されるカトゥーラ種と低地で栽培されるカトゥアイ種が主流であります。

そして、現在のコスタリカ国で生産されているコーヒー豆は半数以上がスペシャルティコーヒーになっているようです。

味わいは、ベリー系のフルーツを思わせるような風味と豊かな酸味、コクのある苦味と芳醇な香りが特徴的であります。

上記のように丁寧に抽出すると、ベリー系のフルーツを思わせるような風味と甘味があり、キレのある酸味を楽しめるコーヒーになります。

当店にコーヒーを飲みに来られた際は、是非一度はご賞味下さいね。

まとめ

今回ご紹介させて頂いたコスタリカ焙煎豆は、当店では様々な精製プロセスが常時ありますので、是非様々なタイプのコスタリカコーヒーをお楽しみ下さいね。当店では、常時個性豊かなフレーバーやテイストのコーヒー豆を取り扱っておりますので、是非近くに立ち寄られた際はお越し下さいね。当店の詳しい情報は下記リンクのホームページにも記載しておりますので、ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」はこちらです

コスタリカ産コーヒー豆のことについてご質問のある方はこちらをクリックして下さいね

コーヒー焙煎研究所わたるのアクセス地図や詳しい情報ページはこちら