皆さん、こんにちわ^^
コーヒー焙煎研究所わたるでコーヒー研究をしているWATARUです。
先日、東京のコーヒー豆専門店やコーヒースタンド巡りをした際のことを備忘録としてブログに記述させて頂きたいと思います。
東京のコーヒー事情を詳しく知りたい方は、最後までお読み下さいね。
目次
東京で世界から注目されているコーヒーカルチャーや多様性のあるコーヒースタンド巡り
私が今回、東京に1週間近く滞在している中の1つのテーマがコーヒー屋さん巡りでした。それは、単純に美味しいコーヒー屋さんだけを巡るのではなく、今回のコーヒー屋さん巡りする際のテーマは、
【世界からも支持されてトレンドでありつつコーヒーの美味しさも確かな名店巡り】
・・と題名は、ちょ~~長いですが(笑)、、真剣にピックアップしてコーヒー店巡りをしてきました。それは、自分自身のお店などにも照らし合わせる意味でも勉強になった部分が多々ありました。そして、どのお店でも人気店には共通点がありました。
【いつもお客さんが多く居る】
・・当たり前ですよね(笑)でも、その当たり前な人気店の現象のお客様が多く居ることって、ホントに難しいのですよね。この難しい現象をクリアしている店舗ばかりでした。この人気の秘密を更に深掘りしつつ、美味しいコーヒーの秘密もリサーチしてきました。今回は、コーヒーに興味のある方はとても勉強になると思いますので、最後までお付き合い下さいね。あと、今回の東京コーヒー巡りのブログ記事は数回に分けて投稿しておりますので、是非お読み下さいね。
東京都渋谷区【THE LOCAL COFFEE STAND】
前回のブログでもご紹介した「PASSAGE COFFEE」さんと「GLITCH COFFEE & ROASTERS」さんを周ったあとに、次なるコーヒースタンドの【THE LOCAL COFFEE STAND】さんに向いました。前回までの東京コーヒー巡りの詳しい流れは下記リンクページに記載しておりますので、お時間がある方はご観覧下さいね。
参考リンク⇒「東京の美味しいコーヒー豆専門店やコーヒースタンド巡り2018」
こちらの【THE LOCAL COFFEE STAND】さんの店舗は、ググりながらマップを表示しながら何とか辿り着きました。東京は情報量が多すぎるので、私の携帯電話のグーグルマップでは正しくGPSが読み取れなくてグルグル回って迷って迷ってお店に着きました。ただ、この時点では1店舗目の「PASSAGE COFFEE」さんと2店舗目の「GLITCH COFFEE & ROASTERS」さんで頂いたケニアのコーヒーがお腹の中でタプタプ残っておりました。その運動としても程良く歩いて息も切れて丁度良い運動だったと思いますww
ようやく辿り着いた【THE LOCAL COFFEE STAND】では、数人がオーダーをされて並んでおりました。私も最後尾に並び5分ほど待ちました。そして、カウンターに辿り着き噂のタッチパネルボードで注文でした。こちらの【THE LOCAL COFFEE STAND】さんは、基本的にコーヒー豆は日本全国の有名なロースターさんのコーヒー豆を常時取り揃えております。有名で名前を知っているコーヒー豆屋さんばかりでした。
ただ、今回は飲みたいコーヒー豆屋さんのコーヒーが多くありましたが、グッと堪えて今回のメインテーマの豆の「ケニア」をセレクトしました。こちらの【THE LOCAL COFFEE STAND】さんでは、注文が入って目の前のスタンドで丁寧に淹れてもらえます。私がオーダーしたケニアのコーヒーは、カリタ製ウェーブドリッパー155で丁寧にドリップ抽出しておりました。
「ケニアをウェーブドリッパー155で淹れるとは、かなり強気の抽出だな!!」
・・と内心、1人で思いつつ席で待っておりました。カリタウェーブドリッパー155は上記動画のように円の大きさが小さいので稼働エネルギーが加わらないので、浸漬法のようなじっくりとした抽出液が落ちていきます。その分、コーヒー液の濃度も上がり液体が濁り易くなりクリーンカップを意識している豆には不向きではあります。ただし、その分は高フレーバーで濃度も高い液体に仕上がり易いので、よっぽどの自信がある豆であれば当店でも使用しております。あとは、そのコーヒー豆から何を抽出したいかが重要なのですが、私は濃いめでドッシリとしたフレーバーを落したい際に使用してます。
そんな妄想も含めて楽しみに席で待っている間は、店内をグルりと眺めていると次から次にコーヒーカルチャーを求めている若者が店内に押し寄せて、カウンターとボックステーブルは満席状態になっておりました。人気店であり、コーヒーカルチャーを求めている人々にとっては大事な場であることが伝わってきました。こういう人から必要とされたり、求められるような存在のお店になることは大事であると改めて感じました。
待つこと10分くらいで、注文したケニアのコーヒーが運ばれてきました。見た感じから液体にも油分があり、ドッシリとした濃厚なケニアのコーヒーだと伺えました。口に含むと、ケニア特有の酸と甘さが広がり、熱い液体の内は濃度が高いドライトマトを思わせるフレーバーが強く感じられました。この【THE LOCAL COFFEE STAND】の雰囲気も味わいながら、ゆっくりと20分くらいかけてコーヒーを頂きました。
こちらの【THE LOCAL COFFEE STAND】さんのケニアのコーヒーは、提供された時の熱い状態から冷めていく状態までの各ポイントで、感じるフレーバーや酸味の質が多彩で心地良く飲み干すことが出来ました。名実共に素晴らしいコーヒースタンドでした。次は、他のロースターさんのコーヒーも飲んでみようかな^^
【THE LOCAL COFFEE STAND】
東京都渋谷区渋谷2丁目10−15
平日8:00~19:00
週末10:00~18:00
電話: 03-3409-1158
東京都新宿区の【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】
【THE LOCAL COFFEE STAND】さんで、しっかりとコーヒーを堪能して、またもやお腹タプタプな状態で移動をしました。東京の渋谷から新宿の移動でしたが、電車を乗り継いで迷いながらも何とか辿り着きました。私は、こうみえても東京出身なのですが30年程前までのことなので、なかなか土地勘もなく迷ってばかりで疲れました(笑)
そして、ようやく目的のお店の【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんに到着しました。この【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんが所在する新宿2丁目は、他の街並みの雰囲気とは少し違いがあり、昼間のせいか閑静な感じでした。ただ、お店に入るとお客さんで満員状態でした。東京のコーヒー店は、店内はそこまで広くないせいか1つ1つの席や空間が無駄なく設計されていて人で埋め尽くされている店内でも、どこも居心地の良い佇まいでしたね。
【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんに到着して、まずメニューを見ると浅煎りのコーヒー豆が3種類ありました。私は、迷わずに今回のテーマのケニアを注文しました。そして、こちらのケニアは以前に当店でも扱っていたものと同じでありましたので、楽しみでした。このケニアは、今回の東京コーヒー巡りで感じていたトマトフレーバーのケニアではなく、甘さのある果実のケニアなので仕上がりが気になりました。
当店では、以前はこのケニアは中深煎りの焙煎度合いで苦味ベースのオレンジとチョコのフレーバーが楽しめたのですが、こちらの【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんのケニアは浅煎りで仕上げており、抽出はハリオのV60でありました。注文して座席で待っている間は、ゆっくりと店内を見渡しておりました。
私は、日頃から焙煎業務ばかりをしておりますので、焙煎機があると必ず見ちゃいます。こちらの、【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんは店内に入って直ぐ左の壁側に半熱風焙煎のDiedrich(ディードリッヒ)焙煎機が設置されておりました。Diedrich(ディードリッヒ)焙煎機のフォルムは、とても良いですね。そして、このDiedrich(ディードリッヒ)焙煎機では、半熱風焙煎機ならではのドラムからの伝道熱を最大限に活かして焙煎を進めていくことがコンセプトであるようです。隣の芝生は青いといいますが、メチャクチャ青く見えました。このDiedrich(ディードリッヒ)焙煎機で焙煎してみたい欲が湧いてきました。
先日の、SCAJ2018ローストマスターズチームチャレンジ(RMTC)で様々なコーヒー屋さんの焙煎機などで検証や打ち合わせをして来た際に痛感したことが、焙煎機はそれぞれの釜の特性や性能で味創りのプロセスが変わってきます。無理して味を近づけたり、味を作り出そうとするのではなく、その焙煎機に見合った焙煎プロセスが必ずあります。その焙煎機でなければ創出できないものを素材に合わせてしていく焙煎プロセスこそが、その焙煎機が願って設計された本来の目的であるようです。そのことを先日のSCAJ2018ローストマスターズチームチャレンジ(RMTC)の九州ミーティングの際に知ることが出来ました。
参考リンク⇒「SCAJ2018ローストマスターズチームチャレンジ(RMTC)に参加しました」
話しは逸れましたが、そのような焙煎機についての妄想を膨らませている内に【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんのケニアのコーヒーが運ばれてきました。口に含むとウテウジジンボニエリを焙煎していた際のことを思い出しました。ケニアらしさと甘さのあるオレンジのような風味が広がり、優しい酸と甘さの相性が抜群に良くゆっくりと時間をかけて飲み干しました。あと、こちらの【4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)】さんは女性バリスタが活躍されていて、女性客も多くとても他とは違う良い雰囲気が店内に流れていました。次に伺う時は、また他の浅煎りの気になったグァテマラを頂いてみようかな。
【4/4 SEASONS COFFEE】
東京都新宿区新宿2-7-7
月 – 金:8:00 – 19:00
土日祝:10:00 – 19:00
電話:03-5341-4273
東京の美味しいコーヒー巡りのまとめ&感想
今回の記事の2店のコーヒー屋さんは、東京コーヒー巡りの初日の「PASSAGE COFFEE」さんと「GLITCH COFFEE & ROASTERS」さんを周った後の続きです。どこのコーヒー店舗も、個性があるのはコーヒーだけでなくサーブするバリスタさんも素晴らしくありました。ただ、自然体で優しさがある現代コーヒーの素晴らしさと共通しておりました。
参考リンク⇒「東京の美味しいコーヒー豆専門店巡り2018に行ってきました」
どの店舗も日本を代表しても良い素晴らしいコーヒー店でありましたが、今回の良い共通点を感じた部分があります。
①どのコーヒースタンド店もコーヒーの個性だけでなくお店や人にある
②お店やコーヒーの良さだけでなく、人にもお客さんはついている
上記2点は、私も見習うべき部分であり、美味しいコーヒーを追求するだけでなく人の優しさやお店の存在意義を高めて世の中に必要とされるコーヒー店に磨いていかなくちゃ!!・・と感じました。当店の想いとしている「Bean To Cup Coffee」の想いや世界観もホームページに記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。
参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」です
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