皆さん、こんにちわ^^
コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。
本日も、コーヒーの有益な情報やコーヒーのお役立ち情報などをコーヒー好きな皆様に向けて発信していきたいと思います。
今回のテーマは【キューバ産コーヒー豆の歴史や生産地情報や特徴や味わい】などについて徹底解明していきますね。
目次
キューバ国の歴史や文化について
当店には、常に様々な生産国のコーヒー豆を焙煎してラインナップとして並べております。コーヒー豆も評判が良い産地でも、収穫年によって全く異なる風味や味わいになることも多々あります。色々と個性あるコーヒー豆の産地や品種の中でも、比較的に安定した品質を生産している国であるキューバ国のコーヒー豆の事情に本日は追求していきたいと思います。
キューバではコーヒー豆の生産が他の国よりも盛んなのは皆さんご存知でしょうか?今回はキューバでのコーヒー豆がどのようにして栽培されているのかを徹底的に解剖致します。コーヒー好きのあなたが、この記事を見ればあなたもキューバが好きになってくれるかも知れません。そもそも、キューバってどんな国?という方は多いと思います。まずは、キューバ国の歴史や文化についてお伝えしていきたいと思います。
キューバは東西の長さが1200キロほどのキューバ島を主とした島国です。面積は約11万平方キロであり、日本の本州の半分程度となっている国です。キューバは1492年にコロンブスに発見されて、スペインの支配下となった国でも有名です。スペインが統治した事により、砂糖などの農業も発展したと言われています。また、南北アメリカとヨーロッパの中継地点としても機能していた為、地理環境は抜群に良かった国でもあります。
しかし、強制労働や虐待などの残酷な仕打ちを受けていた国でもあります。そんな中、キューバではスペインとの独立戦争を仕掛けます。第一次キューバ独立戦争と第二次キューバ独立戦争です。見事にスペインからの独立を果たしたのですが、実はアメリカの介入があった為に戦争に勝利出来たのです。
これにより、キューバはアメリカの支配下に置かれてしまいました。結局、スペインから独立を果たしたものの、アメリカに支配されてしまったのです。キューバはアメリカに長い間、支配されキューバ革命や冷戦などが起こり、キューバは経済危機に陥ってしまったのです。しかし、観光業や国営企業の民営化などの対策をし、ようやく一つの国として世界から認められるようになったのです。
キューバ産コーヒー豆の歴史や生産地情報とは
そして、これからはキューバ産コーヒー豆の歴史や生産地情報について迫っていきたいと思います。1747年にキューバの首都であるバハナ近郊にスペイン移民がコーヒーの樹を植えたのがキューバ産コーヒー豆のルーツになります。熱帯での恵まれた気候に合わせ、肥沃な土壌で栽培されています。東部では70%、中部では20%、西部では10%の割合で生産されています。キューバは他の国と比べると、コーヒー豆栽培に最も適した国といってもいいほど、環境が良いのです。
キューバ産コーヒー豆の味わいや風味の特徴について
キューバのコーヒー豆は苦味が少なく、甘い香りが特徴的なコーヒー豆です。口当たりもまろやかに仕上がっているので、飲みやすいコーヒーが出来上がります。 また、同じカリブ海地域もありブルーマウンテンなどのような味わいがあり、滑らかな喉越しになっているのでとてもバランスの良いコーヒー豆です。
そして、キューバ産のコーヒー豆は全体的に柔らかく肉薄なので、焙煎をする際には要注意が必要です。余熱や火の通し方や熱の当て方に注意して、比較的に深煎り焙煎よりも浅煎りや中煎りなどに向いている風味や味わいになります。そして、キューバ産のコーヒー豆にはいくつかの銘柄があるのでご紹介していきたいと思います。
・クリスタルマウンテン
豆は大粒であり、豊かな香りが特徴的です。酸味や苦味も少ない為、飲みやすいコーヒー豆となっています。前途でも申しているジャマイカ産ブルーマウンテンなどの風味にとても近くバランスが良く高価なコーヒー豆で取り引きされております。ジャマイカ産ブルーマウンテンなどが品薄になると、こちらのキューバ産クリスタルマウンテンなどに需要が偏り流通バランスが崩れることもあります。
・シエラ・マエストラ
酸味、苦味、甘みが非常にバランスよく出来ているマイルドなコーヒー豆となっています。味わいもまろやかに仕上がっているのでこれまた、飲みやすいコーヒー豆になっています。
・キューバTL
こちらは苦味が柔らかく、上品な甘みのあるコーヒー豆となっています。クリスタルマウンテンに比べると小粒ですが、爽やかな味わいなので人気が高いコーヒー豆です。こちらのキューバTLは、小粒である上に焙煎する際は、更なる注意が必要です。
この3つがキューバを代表するコーヒー豆です。日本人が好むブルーマウンテンの風味に近いものでもあるので、コーヒー専門店がよく並べるラインナップでオススメされることも多い意味では日本でも人気がある銘柄のコーヒー豆にもなります。まだまだ、美味しいキューバ産のコーヒー豆があるので是非、興味がある方は是非当店スタッフにお声掛け下さいね。
キューバとコーヒー豆の歴史は古くから存在し、「キューバと言ったらコーヒー豆」と言われるまでに成長した国でもあります。日本にもキューバのコーヒー豆を使っているお店が数多くありますし、当店でも定期的にラインナップとして並べることもありますので、気になる方は気軽にお尋ね下さいね。当店ホームページにも、コーヒーの魅力やコーヒーに対する想いについて詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。
参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」
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