コーヒー成分に含まれるトリゴネリンは集中力を高める作用がある?!

熊本コーヒートリゴネリン
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒーにまつわる有益な情報を皆さんにお届けしたいと思います。

今回のテーマは【コーヒー成分に含まれるトリゴネリン集中力を高める作用がある】ことについて徹底解明していきますね。

コーヒー成分に含まれるトリゴネリンとは何か?

コーヒーは調べれば調べるだけ様々な成分があり、人間の身体に良きも悪きも刺激を与えてくれるようです。そういう意味でも、コーヒーは飲み方や飲むタイミングや身体の体調などを注意して向き合うと素晴らしい嗜好品飲料にもなります。コーヒーで優雅な気持ちを得て、尚且つ身体にも良い影響を与えてくれると一挙両得でイイですね。さて、本日はそのコーヒーでも以前から研究機関なども盛んに伝えている【コーヒー成分のトリゴネリンが人間の集中力を高める作用】があることに繋がる話題の内容をお伝えさせて頂きたいと思います。

 ⇒「ハリウッド女優にも話題のグリーンコーヒーが身体に与える良い影響についてのこと」

皆さんは、コーヒー成分に含まれている「トリゴネリン」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。近年注目を浴びている成分で、コーヒーに多く含まれているものになります。このトリゴネリン、なぜ話題になったのか。それは、認知症予防を促進してくれると言われているからです。これらの効果はどのようなものなのか。調べてみると私たちの身体に、様々な良い効果があることが分かりました。

そもそもトリゴネリンってなんなのか?・・と思われた方も多いのではないでしょうか。コーヒーのほかに、植物などにも多く含まれるアルカロイド(天然由来の有機化合物)の一種で、脳の老化やアルツハイマー型認知症を予防してくれる成分だと言われています。コーヒーには生豆に多量に含まれている成分になります。

高温に弱いという性質があるため、焙煎するとほとんどその成分が消失してしまうという問題があります。焙煎度合いが、まだ酸を生成していく前くらいであれば含有しておりますが、焙煎度合いがコーヒーらしく香ばしさであったり酸味を感じさせてくれる焙煎度合いになると、トリゴネリンの含有量は急激に減少します。

そして、トリゴネリンには神経細胞を活性化させる効果があり、脳内の情報伝達をスムーズにしてくれます。そのため、認知症などでこの伝達機能が衰えることを、予防する効果がトリゴネリンにはあるといわれています。このトリゴネリンの成分は富山医科薬科大学の教授によって発見されました。

教授はこの成分の効果を調べるため、マウスを使った実験をしており、その結果、大脳皮質や、記憶をつかさどる海馬で樹状突起と軸索の形成が促進される効果があることが分かりました。樹状突起や軸索とは、神経細胞の突起の一つで、ニューロンや感覚細胞からの刺激を受け取り、それを全身に伝える働きをもつものです。このように、コーヒーに含まれるトリゴネリンには、神経伝達に効果的であることがわかります。

1杯のコーヒーのトリゴネリン成分の含有量とは?

上記に示したように、トリゴネリンは熱に弱いのであります。そのため市販のコーヒーにはほとんど含まれていないことになります。当店でも、いちばん浅い煎り具合いのコーヒーでもコーヒーに含まれる成分のトリゴネリンは、ほとんど消失しまっております。通常ですと、成分的には1%ほど含まれているのですが、この成分の効果がほとんど得られないのはもったいないですよね。

そこで最近では、トリゴネリンが通常より多く含まれているものや、焙煎後にトリゴネリンの成分を追加するものまで様々な加工されたコーヒーが販売されています。さらには、浅煎りすることでトリゴネリンの成分を減らさないようにする方法もありますが、風味や味わい自体の形成がまだまだなされていないので、穀物類の味わいや生っぽい風味がします。ちなみに、浅煎りの方が深煎りよりもカフェインの含有量が少し多いため、カフェインが与えるリラックス効果などもより感じることができます。

 ⇒「コーヒーの香りなどが与える人体へのリラックス効果とは」

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コーヒー成分に含まれるトリゴネリンを摂取すると集中力が高まる?

さきほど、コーヒーに含まれるトリゴネリンには認知症などを予防する効果があるとお伝えしました。このトリゴネリン、脳の記憶や情報伝達に効果的ですから、勉強するときに摂取することで、効果的に記憶することを促してくれます。さらに、トリゴネリンには集中力を高める効果を促進してくれると言われています。これらの成分が含まれているコーヒーを摂取することで、勉強や仕事の際に集中力が高まり、効果的に物事を記憶することが出来ます。

これらの脳に与える効果から、学力向上に効果がある、などといわれることもあるコーヒー成分に含まれるトリゴネリンであります。また、コーヒーにはカフェインも含まれており、このカフェインにも集中力を高める効果があります。

そのためこの2つの成分が含まれるコーヒーには、勉強や仕事中など、集中したい時に飲むことで、私たちの脳の働きを助けてくれる働きがあります。このように、嗜好品としてコーヒーを楽しむだけでなく、集中力を高めたり認知症を防いだり、私たちの健康にも効果的に促進してくれることも分かってきました。私は普段から、浅煎りコーヒーから深煎りコーヒーまでをムラなく飲んでおります。ですので、資格試験など大事な記憶を要する勉強をするときは意識的にトリゴネリン成分が多く含有している浅煎りコーヒーを飲んでおります。

皆さんも、勉強する際や大事な場面では是非、このコーヒー成分のトリゴネリンが多量に含まれている浅煎りコーヒーを飲んでみては如何でしょうか?当店にも、浅煎りコーヒーで香りが良くてオススメなコーヒーもありますので、是非気軽に店頭スタッフにお尋ね下さいね。

コーヒーには様々な楽しみ方や、身体に対する良い影響面もあります。当店ホームページには、コーヒーに対する魅力や想いについて詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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