皆さん、こんにちわ^^
熊本コーヒー豆専門店WATARUのわたるです。
熊本の秋にピッタリなオリジナルブレンドコーヒーが完成しました。
当店では、四季のオリジナルブレンドコーヒー豆を期間限定で提供しております。
今回は、熊本の秋のイメージに合わせた「Autumn Blend」を期間限定の創作ブレンドとして作成しました。
上記動画は、今回の「Autumn Blend」でブレンドしている1種類のコーヒー豆を焙煎しているシーンです。
今回のオリジナルブレンドのために作成した焙煎プロセスで煎り上げております。
ブレンドコーヒーは、すべてのコーヒー豆のブレがなく味もフレーバーも調和していないと成立しないので、とてもデリケートなコーヒーの出来上がりになります。
本日は、その期間限定オリジナルブレンド豆「Autumn Blend」の作成秘話や想いやコンセプトも含めてご紹介させて頂きたいと思います。
以前のブログ記事にも、当店のオリジナルブレンドコーヒー豆などの作成秘話やコンセプトや想いを記載した記事があります。
こちらの関連ブログ記事も併せてお読み下さいね。
オリジナルブレンドコーヒー豆に関する関連ブログ記事↓
「WATARUオリジナルブレンドコーヒー豆『薫』のコンセプトや想いについて」
「WATARUオリジナルブレンド秋限定コーヒー豆『Autumn Blend』完成しました」
そして、今月10月22日(日)は終日かけて、こちらの「Autumn Blend」のお試し無料試飲会を実施する予定であります。
目次
10月22日(日)の終日かけて秋限定ブレンドコーヒーのお試し試飲会を実施します
コーヒーの作り手には、いつも想いがあります。
今回の、秋ブレンドコーヒーは当店バリスタTくんが担当しました。
この秋限定ブレンド「Autumn Blend」に対しての想いは3つあるようです。
1、シングルオリジンでは感じないようなフレーバー&テイスト
2、数種類のコーヒー豆が混ざり合うことによって創出されるフレーバー&テイスト
3、一度で何種類の相性の良い楽しみのあるフレーバー&テイスト
このような3つの想いとコンセプトを持って、秋ブレンドコーヒー創りをしてくれました。
私も頂いたのですが、3種類のコーヒー豆を配合しているのですが、コンセプトとおり数種類のコーヒー豆が混ざり合うことによって創出されるフレーバー&テイストがコーヒー液体に表現されておりました。
まさに、熊本の秋にピッタリなオリジナルブレンドコーヒーの風味と味わいでした!
そして、後口も様々な相性の良いフレーバーが心地良く長く残り続けてくれます。
以前に、このようなフレーバー&テイストに関する記事も詳しく記述しておりますので、そちらも併せてお読み下さいね。
フレーバー&テイストによるブログ関連記事↓
「ハチミツとコーヒーの共通するフレーバーや、相性抜群のフレーバー&テイストのコーヒーとは」
「様々なコーヒー豆の精製方法による、フレーバー&テイストの違いとは」
「生産国や品種や精製方法による、フレーバー&テイストの違いとは」
「スペシャルティコーヒーのカッピングの基本のフレーバー&テイストのチェック項目とは」
熊本の秋にピッタリなイメージのコーヒーと思います。
今回の秋の期間限定ブレンドコーヒーは3種類のコーヒー豆で構成されております
バリスタTくん曰くワインに近いブレンドの黄金比が、コーヒーにもあるようでした。
様々な検証を重ねた結果、やっぱり上記3つの条件でのフレーバー&テイストを考慮してみると、とある比率にいきつくようです。
それは、ワインの世界のブレンド黄金比に似ているようでした。
私は、焙煎担当でもありますので様々な要望を聞きながらフレーバー&テイストをコーヒー豆によって表現します。
焙煎プロファイルなどでも風味形成やテイストバランスなども大きく変わってきます。
このような焙煎に関しても、以前のブログ記事に記載しておりますので、そちらも併せてお読み下さいね。
コーヒー焙煎についての関連ブログ記事↓
「コーヒー焙煎することによっての風味形成やテイストバランスが変わる」
「コーヒー焙煎機をカスタムした理由はフレーバー&テイストを整えて再現性を明確にするため」
そういう意味でも、ブレンドコーヒー作りはとても難しいのであります。
今回でいえば、3種類のシングルオリジンコーヒー豆の個性を焙煎により整えて狂いない状態に仕上げてブレンド比率を調整してから成立することになります。
この3種類のコーヒー豆の個性やテイストが狂えば、全然違うものになります。
それは、もちろん上記3つの条件のフレーバー&テイストをクリアすることが出来ないのです。
まとめ
今回の創作ブレンドコーヒー豆作りは、とても良い経験になり沢山知ることが出来たことがありました。
1つは、それぞれのコーヒー豆の個性と可能性です。
いつもベストと思っているコーヒー豆の個性を、少しずらしてフレーバーポイントやテイストバランスを調整してみると、同じコーヒー豆でもいつもと違う表情のコーヒーになるのでありました。
改めてコーヒー豆の可能性を感じました。
コーヒー生豆のポテンシャル、コーヒー焙煎のプロセス、コーヒー抽出方法など、私たち現場レベルで気をつけるべき部分があります。
コーヒー生産レベルの話しが入ると無限に可能性は広がります。
私たちは、消費者の方同様にコーヒー豆を選ぶ権利があります。
本当により良いコーヒー豆を適正価格で仕入れて、そのより良い状態のコーヒー豆を当店でコーヒー焙煎により生産者の想いを形にします。
そのコーヒー豆を消費者に届けて適正価格で販売することによって、素晴らしいコーヒーのサイクルが出来上がります。
このサイクルの中に、様々な想いの詰まった生産者のコーヒー豆の個性を引き出し数種類のブレンドコーヒーにより、更なる新しいフレーバー&テイストを創出することによって、世界のコーヒーがまたさらに強い結びつきが行われると考えると、人と人がまたコーヒーによって繋がっていくのはスゴク有意義なことだと感じました。
生産者の想い同士を味の個性で繋がる創造性は、コーヒーサイクルをさらに強化することだと思います。
コーヒーのブレンドは支え合いで出来ておりますので、支え合いながら更なる新しい味や風味の創出は有意義ですね。
今後も、このような期間限定の四季のイメージに合わせたブレンドコーヒー豆は創り続けていきたいと思います。
コーヒーの味わいや風味のことなどで、疑問やお悩みがある方は下記からご質問下さいね。当店ホームページにもコーヒーの想いやコーヒーへの向き合い方などを詳しく記載しておりますので、ご興味のある方はご観覧下さいね。