コーヒー成分に含まれるクロロゲン酸が身体に与える良い影響と理由とは

コーヒークロロゲン酸
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒーが身体にもたらす素晴らしい有益な情報をコーヒー好きな方やコーヒー愛好家の方に向けてお届け致しますね。

その気になる今回のテーマは【コーヒーに含まれるクロロゲン酸が身体に与える良い影響】のことについて徹底解明致したいと思います。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸とは何か?

今まで、コーヒーと身体に関わることを皆さんにお伝えしてきましたが、その際にコーヒーに含まれるクロロゲン酸が身体に与える影響は様々な角度に関わり含まれておりました。本日は、そのコーヒーに含まれるクロロゲン酸自体が身体にどう影響を与えているかをクロロゲン酸を軸に考えて、お伝えしていきたいと思います。

 ⇒「コーヒーに含まれる成分のクロロゲン酸は胃の消化を促す作用を身体に働きかけてくれる」

皆さんは、コーヒーに入っている成分は?と聞かれて、1番に思い浮かぶのは「カフェイン」ではないでしょうか?しかしカフェインより多くコーヒー豆に含まれている成分があります。それは、「クロロゲン酸」です。今回はこのクロロゲン酸について徹底分析していきたいと思います。

コーヒー成分のクロロゲン酸はポリフェノールの一種であります。実はポリフェノールはたくさんのフェノールという意味で、殆どの植物に含まれているようです。コーヒー豆はコーヒーノキという植物から採取される種子の事です。植物なのでポリフェノールを含んでいます。

ポリフェノールは自然界では5,000種類以上もあると言われています。数字で改めて見ると、とても多く感じますね。そんなポリフェノールですが、コーヒーに含まれるポリフェノールはクロロゲン酸という種類のものになります。

 ⇒「コーヒーポリフェノールが身体に与える健康への影響とは」

コーヒーのクロロゲン酸は浅煎りのコーヒーに含有量が多い?

コーヒー豆にはカフェインよりもクロロゲン酸=ポリフェノールの方が多く含まれています。健康効果でたびたび話題になるポリフェノールですが、このコーヒーに含まれるクロロゲン酸の話題をあまりききませんね。その理由はどこにあるのでしょう?

実はコーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールは生豆(焙煎前の豆)には多く含まれるのですが、焙煎後の豆だと含有量が低くなります。何故、含有量が低くなるかというと、クロロゲン酸は熱で分解されやすいからです。

 ⇒「コーヒー生豆とコーヒー焙煎豆の成分の違いや含有成分について」

コーヒー豆といえば誰もが茶褐色の豆を思い浮かべると思います。でずが、コーヒー豆は元からあの色をしているわけではありません。コーヒー豆は焙煎前の状態を生豆といいます。生豆は緑色をしていますが、この状態では普段飲んでいるあのコーヒーとしては飲めないので焙煎という熱を加える処理をします。

焙煎をすると豆は茶褐色へと変化していきます。この焙煎には浅煎り・中煎り・深煎り…コーヒー業界で定められている名称は全部で8つの焙煎段階があります。クロロゲン酸が話題になりにくいのは、焙煎度合いによって含まれる量が違うのでコーヒーを飲むとクロロゲン酸の効果で○○!!と強調しにくいのかもしれませんね。

もし、焙煎後のコーヒー豆からクロロゲン酸を摂りたいなら、浅煎りで飲むのが良いです。焙煎の4段階目以降、ハイロースト辺りからはクロロゲン酸は、熱に分解され、壊れてしまうので殆ど分解されてコーヒー生豆の状態と比べると減少してしまいます。

また、このクロロゲン酸の効果に期待して焙煎せず、生豆のまま成分を抽出した飲み物として、グリーンコーヒーというものがあります。ただこのコーヒーの色は緑茶のような緑色、味も焙煎されたコーヒーとは全く違うのでコーヒー好きの方には苦味のあるコーヒーとイメージがかけ離れておりますので、あまりオススメは出来ないです。

 ⇒「コーヒー生豆の状態でのグリーンコーヒーが身体に与える影響とは」 

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コーヒーのクロロゲン酸が身体に与える良い影響とは?

クロロゲン酸=ポリフェノールの一種ですが、ポリフェノールといえば、赤ワインやチョコレートにも含まれていますね。これらは健康への効果が期待できると度々話題にもなります。

 ⇒「コーヒーVSチョコレートを徹底比較?!どちらが身体に良い影響を与えるか?」 

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種、クロロゲン酸にも同じように効果があるのでしょうか?クロロゲン酸の効果として期待されているのは、ダイエット効果、アンチエイジング効果、糖尿病の予防などがあります。

ダイエット効果ですが、クロロゲン酸を摂取することで脂肪の消費量がアップし、内臓脂肪が低減するといわれています。クロロゲン酸がもつ抗酸化物質はアンチエイジング効果があるとも言われています。

抗酸化物質は酸化からダメージを守る働きをする物質の事です。私たちの生命活動に不可欠な酸素ですが体内に入った一部の酸素は活性酸素に変化します。また、この活性酸素は、病気やケガの炎症反応としても発生しますし、紫外線や放射線なども活性酸素の源です。

殆どの活性酸素は酵素などの力で消化されますが、残ってしまった活性酸素は身体にダメージを与えるとされています。この活性酸素と戦ってくれるのが抗酸化物質なのでクロロゲン酸にはアンチエイジング効果が期待されています。糖尿病予防への期待ですが、クロロゲン酸には、血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病への予防につながるといわれています。

まとめ

美味しいコーヒーを飲みながら健康に繋がるのはうれしいですね。皆さんも、クロロゲン酸の効果を期待してコーヒーを飲む時は、浅煎りのコーヒーで飲むことを心掛けましょうね。当店のスタッフにも気軽にお声掛け下さいね。

浅煎りで美味しく飲みながら、クロロゲン酸の効果を期待出来るコーヒーをオススメさせて頂きますね。当店のラインナップでも朝煎りのコーヒー豆は数種類あります。そのコーヒーの魅力や想いについても詳しく当店ホームページに記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧くださいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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