皆さん、こんにちわ^^
コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。
本日も、コーヒー好きな皆様にとっての有益な情報とコーヒー愛好家の方にも喜んで頂ける情報をお届けしたいと思います。
今回のテーマは【水出しコーヒーの発祥や由来や意味】のことについて深掘りしてご家庭でも手軽に作れる水出しコーヒーのコツをお伝えしていきますね。
目次
水出しコーヒーの由来と発祥とは
もう熊本では梅雨に入りジメジメとして蒸し暑くなってきました。当店でも、ホットコーヒーよりもアイスコーヒーの需要が増えてきております。そのアイスコーヒーにも、様々な淹れ方があります。その様々な淹れ方の中から、本日はご家庭でも誰が淹れても同じ味わいになる水出しコーヒーのことについてお伝えしていきたいと思います。
皆さんは、家事や仕事の合間に、コ-ヒ-ブレイクを楽しむ方もいらっしゃると思います。気温が上昇する夏は、水出しコ-ヒ-が飲みたくなりますよね。現在は、梅雨時期ですがたまの晴れ間はとっても暑くなります。そんなときは、水出しコーヒーを一気に飲み干したくなりますね。皆さんは、その水出しコ-ヒ-の発祥や由来、そして意味についてご存知ですか?ダッチコ-ヒ-とも呼ばれている水出しコ-ヒ-の意味のことについて本日は迫っていきたいと思います。
水出しコ-ヒ-の発祥の地は、暑さの厳しい地域でもあるインドネシアであるようです。今回は水出しコ-ヒ-の発祥や由来について、お話していきますね。水出しコ-ヒ-の発祥の地は、インドネシアであると申しましたが、その由来についてですが、先ほど述べたように水出しコ-ヒ-のことを、ダッチコ-ヒ-とも呼ばれていることがヒントであります。
⇒「インドネシア産コーヒー豆の歴史や味わいの特徴や品種について」
そのダッチというのは、「オランダの」という意味ですから、オランダのコ-ヒ-という意味であるようです。16世紀頃からインドネシアは、オランダの統治下にありましたが、20世紀初頭に独立運動が起きました。インドネシアは、コ-ヒ-の生産国として有名であります。当時のインドネシアでは、非常に苦味が強いロブスタ種が中心でした。そのため苦味を軽減する必要があったので、様々な抽出方法を試した結果、ダッチコ-ヒ-が生まれたようなのです。
一般的にはアイスコ-ヒ-とは、お湯で淹れたコ-ヒ-を冷やして作りますが、水出しコ-ヒ-は水で淹れるコ-ヒ-をいいます。水出しコ-ヒ-は、コ-ヒ-豆の苦味成分が水に溶けにくいため、マイルドな味になります。さっぱりしていて、長期保存しても味に劣化が少ないのであります。しかし、コ-ヒ-の香りを楽しみたいという方には向いていません。なぜなら、香り成分も水に溶けにくい傾向があるからです。
美味しい水出しコーヒーの作り方とは
水出しコ-ヒ-はダッチコ-ヒ-のほかにも、現在はよく缶コーヒーでもあるコ-ルドブリュ-とも呼ばれています。さっぱりでマイルドな味の、美味しい水出しコ-ヒ-の作り方を説明します。水出しコ-ヒ-なので、ミネラルウォ-タ-やウォ-タ-サ-バ-の水を用意しておくといいです。浄水されている水の方が、コーヒー豆の成分が溶けやすく香りや味にも依存しないので、オススメになります。
昔からコ-ヒ-豆は深煎りにした豆が、水出しコ-ヒ-と相性が良いと言われておりますが、近年はスペシャルティコーヒーのような素晴らしい風味や甘さを持ち合わせたコーヒー豆が多いので際立つ個性がある豆は浅煎りでも素晴らしい水出しコーヒーになります。
水出しコ-ヒ-を作るのに、専用のポットなどの道具があります。デザインにこだわって楽しんだり、プロ仕様の道具もあります。水出しコ-ヒ-に興味のある方は、少しずつ道具を集めてみるのもいいですね。では、手軽に始められる方法を3つ紹介します。
コーヒー専用器具を使用せずにご家庭でも手軽に作る方法
用意する物
● 中挽き豆 40g
● 水 700ml
● ぺ-パ-ドリッパ-
● 一般的なポット
作り方
1. 一般的なポットに挽いた豆を入れます。
2. スプーンでよくかき混ぜます
3. 冷蔵庫に入れて8時間ほど寝かせます。
4. ペーパードリッパーでろ過したら完成です。
これは、手間が掛らずに非常に簡単な作り方になりますね。次は、麦茶を作る時に使うピッチャ-を使った方法です。
準備する物
● コ-ヒ-豆 60g
● ピッチャ- 1ℓ
● 水 1ℓ
作り方
1. お茶パックなどのパックにコ-ヒ-豆を入れます。
2. 空のピッチャ-に、コ-ヒ-豆を入れたパックを入れます。
3. ゆっくりと水を注ぎ、そのまま1時間くらい放置して抽出させます。
4. 冷蔵庫に8時間くらい寝かせると完成です。
5. 抽出させたあとは、コ-ヒ-豆を入れたパックを取り出します。
寝る前に冷蔵庫に入れておけば、翌朝には水出しコ-ヒ-が飲めます。出来立ての水出しコ-ヒ-を朝食と共に楽しむことができるのはいいですね。当店でもご要望であれば夏の間には、水出しのコ-ヒ-パックも販売しています。コ-ヒ-パックを水に浸しておけば、水出しコ-ヒ-が簡単に作れます。
この上記2点の作り方は、あくまでご家庭でもコーヒー専用器具を使用せずに直ぐに作れる方法ですが、本当に美味しく飲み応えある水出しコーヒーは専用器具などもありますので、気になる方は店頭スタッフにご質問下さいね。
まとめ
水出しコーヒーの発祥の地は、コ-ヒ-の生産国として有名なインドネシアです。非常に苦味が強いロブスタ種で、様々な抽出方法を試して、水出しコ-ヒ-が生まれました。ダッチコ-ヒ-やコ-ルドブリュ-と呼ばれています。インドネシアコーヒーは、歴史を辿ると様々なコーヒーを輩出しているのですね。
⇒「インドネシア産のマンデリンの魅力や風味や味わいなどについてご紹介します」
水出しコ-ヒ-は作ってすぐには飲めませんが、寝る前に冷蔵庫に入れて寝かせておけば、翌朝には作りたての水出しコ-ヒ-が飲めますね。長期保存できるので、多めに作っておいて飲みたい時に飲むことができます。水出しコ-ヒ-を作るのが好きな方は、プロ仕様の道具を少し揃えて、こだわるのもいいですね。当店には、夏にオススメ出来る水出しコーヒーの専門器具がありますので、是非店頭で手にとって確かめて下さいね。
今回、ご紹介したご家庭でも専門器具を使用せずに作る水出しコーヒーの淹れ方も、ご参考にしていただけると嬉しいです。夏でも快適なコーヒーライフをお過ごし下さいね。当店ホームページには、コーヒーに対する熱い想いや向き合う姿勢についても詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。
参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」
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