皆さん、こんにちわ!
コーヒー研究所WATARUのわたるです。
本日は、アレンジコーヒーのカフェオレとカフェラテの違いや作り方のレシピなどをご紹介させて頂きたいと思います。
目次
カフェの歴史でもある2大コーヒー「カフェオレ」と「カフェラテ」とは
この「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いに関しては、とても多くご質問を受けております。
本日は、皆様の中でも疑問に感じている「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いについてお答えしていきたいと思います。
当店でも、10年くらい前はカフェオレをメニューで提供しておりました。
そして、その後はカフェオレからカフェラテにメニューが切り替わりました。
何故かと申しますと、店舗が移転するきっかけに設備導入することがありました。
コーヒーは、淹れる機械や淹れ方などでも呼び名が変わったり提供の仕方が変わったりとします。
それは、今までコーヒーが各国の文化と歴史を経て背負ってきている証拠でもあるのであります。
当店では、店舗移転のきっかけでエスプレッソマシンを導入する事になりました。
それが、カフェオレからカフェラテにメニューの品が変わったきっかけでもありました。
カフェオレの歴史や作り方レシピとは
まずは、当店で過去に提供していたメニューの「カフェオレ」について記述していきたいと思います。
正式名称は「カフェ・オ・レ」=「café au lait」(フランス語)であります。
昔から、フランスでは好まれる飲み方として、コーヒーと温めた牛乳を同量で注ぎ淹れて飲み干すことです。
特に朝食時にたっぷりとコーヒーを飲みたい人が多く、濃いコーヒーは胃に刺激が強いため牛乳を多く淹れて飲む習慣がついたそうです。
その朝食時には、多めのコーヒーとたっぷりの牛乳の温めたものをたっぷりと混ぜ合わせたカフェオレを飲むようです。
そういう意味でも、当店では10年前まではドリップ式のコーヒーだけでのメニューラインナップでしたのでドリップコーヒーと温めた牛乳を混ぜ合わせて提供しておりました。
このようにカフェオレは、5:5のくらいの割合で牛乳とコーヒーを混ぜ合わせたアレンジコーヒーをいいます。
カフェオレは、優しいコーヒーとミルクの甘味が伝わるような味わいに仕上がります。

カフェラテの歴史や作り方のレシピとは
現在、当店でのコーヒーと牛乳を混ぜ合わせたアレンジコーヒーはカフェラテになります。
正式名称は「カフェ・ラッテ」=「Caffè Latte」(イタリア語)であります。
そして、「ラテ」とはイタリア語ではミルクを指します。
このようにエスプレッソコーヒーとミルクを淹れたアレンジコーヒーをカフェラテと呼びます。
カフェオレとの違いは、だいたい『コーヒー(8):ミルク(2)』の割合で作る部分です。
カフェオレは、『コーヒー(8):ミルク(2)』の割合で作るアレンジコーヒーです。
そして、カフェラテに使用する牛乳などはエスプレッソマシンで蒸気によるスチームミルクを淹れたアレンジコーヒーになります。
カフェラテは、濃厚なコーヒーフレーバーなどを感じながら、そのコーヒーに負けないくらいの甘味のあるミルクがマッチして円やかでコクのある味わいになります。
そして、カフェラテの場合はミルクスチームなどのコツによっては上記のようなラテアートも出来ます。
飲むときに、また美しいアートも楽しめるので美味しい要素以外にも喜ばれるポイントもあるようなアレンジコーヒーにもなります。
今では、このようなカフェラテをアートしてデザインしたりコーヒーを提供したりする方のことを『バリスタ』と呼んだりしております。
上記の動画は、エスプレッソマシンのコーヒーをベストな挽き目や温度やリズムで淹れるための調整をしております。
当店のバリスタTくんですが、お店ではカフェラテやカプチーノも提供したりしております。
是非、皆様も店頭で味わってみて下さいね。
まとめ
このように、カフェラテとカフェオレの違いは文化の違いなどから始まっていたようです。
イタリアではカフェラテで、フランスではカフェオレであります。
ただ、日本で抱いているイメージではないようです。
日本では、カフェラテはエスプレッソマシンで抽出した濃いコーヒー液をスチームミルクを混ぜ合わせて飲むものであり、カフェオレはドリップコーヒーで温かいミルクで混ぜ合わせて飲むものと思っている人が多いようです。
ただ、現地ではそんな厳密なルールや定義はなくどちらでも変わりはないみたいです。
それよりも、イタリアではコーヒーをエスプレッソマシンで抽出したものを飲むことが多いが、あまりにも胃に刺激が強過ぎるので牛乳を少量垂らしたものを飲むのが多いようです。
このエスプレッソコーヒーを牛乳で垂らした飲み物をカフェ・マッキャート(caffè macchiato)と呼んでおります。
このカフェ・マッキャート(caffè macchiato)の語源は、エスプレッソコーヒーに牛乳を垂らしたのがしみ(イタリア語でmacchiato)のように見えるからだそうです。
カフェラテのようにたっぷりとミルクを注ぐのではなく、しみに見える程度にミルクを垂らすくらいでコーヒーを楽しんでおられます。
当店でも、エスプレッソマシンで抽出したアレンジコーヒーのカフェラテやカプチーノやカフェ・マッキャートは提供しておりますので、気軽にコーヒータイムにいらして下さいね。当店でも、定期的にコーヒー教室を開催しております。詳しくは当店ホームページに記載しておりますので、ご興味のある方はご観覧下さいね。
参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」
