【コーヒー雑学】全世界で何カ国の産地がコーヒー栽培を行っているかを調べてみました

世界コーヒー産地
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒー好きな方にはお役に立つような有益な情報を発信していきたいと思います。

今回のテーマは【全世界何カ国の産地がコーヒー栽培を行っている】ことに関して迫っていきますね。

全世界のコーヒー生産地の事情について

当店では、現在は常時8カ国のコーヒー豆を提供させて頂いております。その生産国のすべてに個性があり風味や味わいも抜群に良いものばかりであります。そのような、現在の世界でのコーヒー生産地事情のことについて、今回はお伝えさせて頂きたいと思います。

仕事や勉強の合間の息抜き、食後の一杯、おしゃれなカフェでのひと時・・・今や、インスタントから自家焙煎まで、状況や気分に合わせて手軽に楽しむことができるコーヒーであります。そんなコーヒーですが、どのような場所で栽培されているのかご存知ですか?

今回は、その世界のコーヒー生産地についてご紹介していきましょう。皆さんは、コーヒーの生産地と聞いて、どのような所を思い浮かべますか?ブラジル、コロンビア、ケニア、グアテマラ・・・などなど、なんとなくカラッとした灼熱の中で育つというイメージを持たれているのではないでしょうか。

それでは、コーヒーの生産地について以下で見ていきましょう。現在のコーヒー生産地は、世界60カ国以上で生産されております。

USDAや財務省輸入統計による国別生産量ランキングは下記になります。

 1位 ブラジル

 2位 ベトナム

 3位 コロンビア

 4位 インドネシア

 5位 エチオピア

 6位 ホンジュラス

 7位 インド

 8位 ペルー

 9位 ウガンダ

10位 グァテマラ

この後に、ケニアなどが続きます。これだけ見ても、いまいち共通点が見えてきませんね。では、なぜこれらの地域で栽培がなされているのでしょうか。

 ⇒「コーヒー豆のティピカ種の始まりと商業的な栽培のルーツと歴史」

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コーヒー生産地は赤道を中心としたコーヒーベルト?!

皆さんは、「コーヒーベルト」というコーヒーの生産地帯があることをご存知ですか?コーヒーベルトとは、赤道を中心とした、北回帰線と南回帰線の間25度以内の一帯を指します。上記で挙げた国は、実はすべてこのコーヒーベルトに属しているのです。

コーヒーの栽培は、この地域に集中しているのですね。では、なぜこの地域に集中しているのでしょうか。それは、このエリアがコーヒーの栽培に適しているからです。コーヒー栽培の主な条件とは、温度、日射量、降雨量、土壌の4つあります。

それぞれについて、以下で見ていきましょう。

●適したコーヒー栽培の環境温度

年平均気温が20℃前後が最適と言われています。人間が快適と感じる温度と同じくらいですね。

●適度な日光が当たる日射量

コーヒーは日光を好みますが、日当たりが強すぎるのはNGであります。栽培地の環境によっては、日光を遮るための「シェイドツリー」が植えられることもあります。

●コーヒーの木にとって適度な降雨量

年間の平均1,200〜3,000mlであり、特に重要なのが、雨季と乾季があることであります。雨の多い雨季に栽培し、乾季に収穫するためでありますね。

●成熟したコーヒーチェリーが実るための適した土壌

植物が育ちやすい肥沃な土壌であり、水はけが良いことが条件です。また、弱酸性程度の土壌が良いとされています。

コーヒーベルトに属する地域であっても、必ずしもコーヒー栽培に向くとは限らないということがあります。なるべく上記の環境になるように、環境作りも良いコーヒーを作るためで必須になるようです。ですので、栽培地によってプロセスが変わらざるを得ないことも、その生産地特有の風味や味作りにもなるのであります。

まとめ

コーヒー豆は、限られた条件をくぐり抜け、長い時間をかけてようやく私たち消費者のもとに届くのですね。コーヒーに対する理解が、より一層理解が深まったのではないでしょうか。今後コーヒーを飲むとき、目の前の一杯がたどってきた道筋に思いを馳せると、また一味違った楽しみ方ができるかもしれません。

世界各国の素晴らしいコーヒー事情のことやコーヒーまつわる詳しいことなどは、当店のコーヒー教室などでもお伝えしております。当店ホームページに詳しく情報を記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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