ノンカフェインコーヒー、デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒーの決定的な違いとは?

熊本カフェインレスコーヒー
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒーのお役立ち情報やコーヒー愛好家の方々にも有益になる情報発信をさせて頂きますね。

今回のテーマは【ノンカフェインコーヒー、デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒーの違い】について解明していきたいと思います。

ノンカフェインコーヒーとは?

当店には、毎日のようにコーヒー好きなの愛好家の方々がご来店されます。その中の一部の方は、コーヒー好きではあるけどデカフェコーヒーやカフェインレスコーヒーを求める方もいらっしゃいます。きっかけは、妊娠をした際にカフェイン摂取することを控えていたことがあり、それからコーヒーを飲むにしてもカフェイン除去をしたコーヒーを飲むようになったそうです。その方々からの質問もよく受けておりますので、そのテーマを今回の【ノンカフェインコーヒー、デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒーの違い】について、混乱しがちな部分を明確にしていきたいと思います。

 ⇒「カフェインレスコーヒーとノンカフェインコーヒーの決定的な違いとは」

コーヒーは好きだけれど、カフェインが気になるという方は、皆さんの周りにも少なくないのではないでしょうか。妊婦さんや授乳中の方は、特に意識してしまいますよね。巷には、健康促進や美容効果を謳った飲料があふれていますが特にコーヒーについては非常に多くの種類があるため、自分の目的に合致したものを選ぶことはとても難しいですよね。

そこで今回は、

・ノンカフェインコーヒー

・デカフェコーヒー

・カフェインレスコーヒー

の3つについて、それぞれの違いや特徴をご紹介致しますね。「カフェイン量」にまつわる日頃のモヤモヤを解消し、自分にぴったりのコーヒーライフを送りましょうね。まずは、ノンカフェインコーヒーについてご紹介していきます。

こちらは、名前の通り、「カフェインを含まないコーヒー」を指します。「カフェインゼロ」も同じ意味ですね。ここでのポイントは、「カフェインを取り除いたもの」ではなく、「カフェインを含まない原材料から作られたもの」であるということです。

カフェイン由来の原材料ではないことが条件なのですが、巷で有名なものは「たんぽぽコーヒー」や「玄米コーヒー」などが、このノンカフェインコーヒーといわれています。つまり、この玄米やたんぽぽを焦げるほど焙煎をして、黒く焦げたものをお湯で溶かしてコーヒー風にして飲むのであります。このようなコーヒーのことを、代替えコーヒーや疑似コーヒーと呼んだりしております。

デカフェコーヒーとは?

皆さんは、デカフェコーヒーのことをご存知ですか?排除を意味する”de”と「カフェイン」で、「デカフェ」です。なんとなく想像がつきますよね。そう、こちらは「元々カフェインが含まれているコーヒーからカフェインを取り除いたもの」です。

でも、コーヒーからカフェインを取り除くなんて、どうやって?現在のデカフェコーヒーの主な作り方は、以下の3つです。

・有機溶媒で除去する方法

・水で除去する方法

・二酸化炭素で除去する方法

デカフェの技術が生まれた20世紀初頭は、カフェイン以外の成分も抽出し、風味を損ねてしまうなど、課題がたくさんありました。それがだんだん改良されていき、今ではなんと、「カフェインを持たないコーヒー豆を作る」という研究までなされております。

では、デカフェコーヒーにはカフェインはまったく含まれていないのか?その答えは、ノーです。ごくわずかですが、カフェインが含まれております。では、どれくらいの量であればデカフェと言えるのでしょうか。

実は、日本において、現在デカフェコーヒーにおけるカフェインの含有量の基準は存在しないのです。この名称の由来はEUからきております。EUでは、含有率が0.1%以下のもののみを「デカフェ」と呼ぶという基準があります。そのEUでの基準での名称でのデカフェコーヒーですので、世の中にあるデカフェコーヒーはEUが取り決めした基準のカフェイン含有率が0.1%以下だと思ってもいいと思います。

カフェインレスコーヒーとは?

ここまでの、ノンカフェインコーヒーとデカフェコーヒーの違いは分かりましたね。では、「カフェインレスコーヒー」とはなんでしょうか。こちらは、「元々カフェインの含有量が少ないコーヒー」を指します。

含有量がゼロだとノンカフェインになってしますし、あくまで「カフェインを含んでいるけれど、少ない」というところがポイントです。絶対にカフェインを摂取したくない!という場合には、「ノンカフェイン」もしくは「カフェインゼロ」という表記のものを選ばなければいけないのでありますね。

カフェインレスコーヒーでの名称は、EU基準のようなカフェイン含有率が0.1%以下ではないものなので、限りなくカフェインが少ないという条件であることです。このようなカフェインレスコーヒーの表記のものは、パッケージやラベルにどのくらいカフェインが含有しているかを確認してみると良いかと思います。

ちなみに、当店にはデカフェコーヒー豆とカフェインレスコーヒー豆の2種類がありますが、両方ともカフェイン含有率が0.1%以下のコーヒーになりますので、是非一度お試し下さいね。

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まとめ

ノンカフェインコーヒー、デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒーの違いのことについて、いかがでしたか?気になるけれどよく知らなかったカフェインの量の違いについて、しっかり整理できたのではないでしょうか。

表示の仕方の違いを知るだけで、自分の健康状態や目的に応じた選択ができるようになり、喫茶店やコーヒー専門店などでの楽しみが増えますね。カフェインが気になるのよね〜、という方が周りにいたらぜひ、この記事を見せて上げて下さいね。当店ホームページには、コーヒーの魅力や熱い想いのことについて詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

カフェインレスコーヒーのことについてのご質問のある方はこちらをクリックしてご質問下さいね

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