コーヒー焙煎機のベアリング交換方法とマニュアルを手順を追って公開!!

コーヒー焙煎機ベアリング交換
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日は、コーヒー焙煎機のメンテナンスでは重要なベアリング交換について記述させて頂きたいと思います。

コーヒー焙煎機の基本的構造とメンテナンスの重要性について

当店は、コーヒー豆の焙煎することも1つのお仕事であります。まずコーヒー焙煎をするためには、とても当たり前な話しですがコーヒー専用の焙煎機が必要になります。このコーヒー焙煎機があって、当店のような自家焙煎珈琲豆専門店が成り立つのであります。そのコーヒー焙煎機も定期的にメンテナンスが必要になります。

コーヒー焙煎機で主に必要なメンテナンスが必要になる箇所は幾つかあります。まずコーヒー焙煎機自体はマシンですので、潤滑オイルを注さなければならない箇所が幾つもあります。この潤滑オイル自体を注さずに怠ればマシン自体が歪みになる原因になる箇所があります。今回のメンテナンスで行ったのは、この潤滑オイルを指すべき重要ポイントの箇所のベアリングであります。このベアリング交換した際のことや、ベアリングに関わる潤滑オイルの注すべき箇所や重要なポイントをまとめてみました。

コーヒー焙煎機は、私たちコーヒー豆専門店には必須なマシンになりますので、車のオイル交換や洗車などと同じで日々にコーヒー焙煎機の具合を自分たちで手を掛けて磨いていかねば長くは使えないのであります。日頃から、このような気持ちでコーヒー焙煎機を使用し続けている方で30年以上も故障もなく現役で活躍しているコーヒー豆屋さんは沢山あります。このように、当店も大事に何十年もコーヒー焙煎機を使用し続けていきたいと思い、定期メンテナンスは欠かせません。

それでは、今回当店が行った定期メンテナンスのベアリング交換や潤滑オイルなどを注ぐコツをお伝えさせて頂きたいと思います。

 ⇒「フジローヤル5kgドラム式焙煎機のバーナーを8kgの火力にカスタムしました」

ベアリング交換2

コーヒー焙煎機のベアリングの役割りと交換方法とは?

上記の画像のようなベアリングとシャフトの軸の隙間にビッシリとグリースや油分やゴミなどが固着しておりますと、ドラムに繋がるシャフトだけが空回りしてベアリングは一切動きません。このベアリングが動かずシャフトだけが空回りで動き続けるとシャフトがすり減ってドラム交換をする寿命が縮まり多大な出費が重なることになります。ですので、日頃からこのベアリングには潤滑オイルやグリースを塗り込むことが必須になります。

コーヒー焙煎機は、熱を与えて200度以上の温度で焙煎していきますので、潤滑オイルやグリースなどは徐々に熱で消失していきます。そうすると、ベアリングとシャフトが摩擦を初めて擦り減ったり、一番多い事例が潤滑オイルやグリースがゴミやほこりなどと固まりになってベアリングの動きを止めてしまいます。最初のうちは、コーヒー焙煎機の釜熱が冷めている時だけが動きが悪いのですが、次第に常に固着してベアリングだけが動かなくなりシャフトだけが空回りを続けます。

この理論ですと、いずれはベアリングの動きを良くするための潤滑オイルやグリースが仇となりゴミやほこりで固着する羽目になります。そのことも考慮して今回は、ベアリング交換の際に蓋つきのベアリングを装着することにしました。この蓋つきのベアリングに交換することによってのメリットが大きいと感じて、今回は蓋つきのベアリングを使用することにしました。

~~~蓋つきベアリング交換によるメリット面~~~

①グリースや潤滑オイルを塗る場所がないので、手間要らず。

②潤滑オイルやグリースを塗らないため、ゴミやほこりで固着しない。

③シャフトの擦り減るリスクが少ない。

上記のように、蓋つきでのベアリング装着はメリットになることの方が多いのであります。特に、グリースや潤滑オイルがゴミやほこりで固着しないことはリスクを防ぐ一番の要因だと感じております。ただ、この蓋つきベアリングを使用したことはメリットだけではありません。次に、蓋つきベアリングに変更したことによるデメリット面記述致します。

~~~蓋つきベアリング交換によるデメリット面~~~

①標準ベアリングより数百円高い。

②ベアリングが回っているかの目視がしにくい。

③グリースや潤滑オイルを注さないので、止まれば毎回交換する。

上記のように、蓋つきベアリングで使用する事によって3つのデメリット面も発生してきます。ただ、このメリットとデメリットを考慮して、当店では断然に蓋つきベアリング装着の方が良いと感じて変更致しました。

ベアリング交換4

まとめ

当店はコーヒー焙煎は、日頃皆さんにお届けしているコーヒー豆を美味しく煎り上げるためにコーヒー豆の特性や化学変化するリズムなどを研究しております。そのためには、必ずそのリズムに合うための焙煎機の性能が必須になります。上記のようなことは小さいように見えますが、長くいつも美味しいコーヒーを作り続けるには、とても大事なことであります。

この上記画像のように、いつもベアリングも綺麗でゴミなどが固着しない状態を保つことで、風味際立つ最高な状態のコーヒーが出来上がるのです。当店の中に、焙煎室がありますのでそこはガラス張りでいつでも皆様が眺めることが出来ますので、是非当店の焙煎師が煎り上げている姿をご観覧下さいね。そして、疑問に思うことがあれば遠慮なく当店スタッフにお尋ね下さいね。当店ホームページにも、コーヒーにまつわる教室やレッスンの詳細を記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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