コーヒー豆の8段階ある焙煎度合いで7番目の煎り具合の深煎りで苦味が強いフレンチローストについて

コーヒーフレンチロースト
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒー好きな皆様やコーヒーを愛して止まないコーヒー愛好家の皆様にとって、HOTな有益なコーヒー情報をお伝えしていきたいと思います。

その今回の有益なコーヒー情報とは【コーヒーの焙煎度合いで深煎りで苦味が強いフレンチロースト】のことについてお伝え致しますね。

コーヒー焙煎はコーヒー豆の持つ個性を引き出すプロセス

皆さんは、美味しいコーヒーを飲みたいと思った時に1度は

「焙煎って何?」

「焙煎には種類があるの?」

と思ったことがあると思います。そこで今回は焙煎の役割と焙煎の種類について説明していきたいと思います。最後に当店でのオススメの豆も紹介させて頂きます。コーヒー好きな人の中にはお気に入りの店がある人も多いと思います。同じブランドのコーヒー豆でも店によって味や香りに違いがあります。それはなぜでしょうか。

それは、大まかにいうと焙煎の度合いが店によって違うからです。焙煎の度合いによって味や香りにどんな違いがあるのか、そして今回は特に深煎りのフレンチローストとはどのような特徴があるのかについて紹介します。

 ⇒「コーヒー豆の持つ苦味を存分に味わえる焙煎度合いのフルシティローストとは」

コーヒー焙煎とは、焙煎する時間とカロリーがコーヒーの味を決めます。大まかに言うと焙煎時間が短いほど酸味が強くて苦味が薄く、逆に焙煎に時間をかければかけるほど酸味を弱くし、苦味を強くします。そして緑の生豆も焙煎する時間によって茶色から黒へ近い色へと変化していきます。

コーヒー豆はそのままでは私たちが普段飲んでいるコーヒーの味も香りもありません。むしろ青臭さが前面に出てしまって、とても嗜好品としてのコーヒーとはいいがたいものです。コーヒー豆を焙煎することで初めてあの味や香りが引き出せるのです。また、ただ単に焙煎すればおいしいコーヒーになるかというと、そうではありません。

コーヒー豆の種類によってそれぞれ個性があって、その個性によって焙煎の仕方も違ってきます。当店では、コーヒー焙煎前は必ず、そのコーヒー豆の風味と味わいのゴールを設定してから焙煎計画を立てます。その焙煎計画を基に、コーヒー焙煎を進めていきます。そのプロセスで豆の反応と予想値と実数値の誤差を埋めながら選択と判断を繰り返して焙煎を終えます。

この焙煎プロセスでの違いが、同じコーヒー豆での風味や味わいの違いやバランスを決めます。あるいは焙煎の深さによって酸味や苦味が違ってくるので、それぞれの好みによって好きな焙煎度合いが決まってきます。

コーヒー豆の焙煎度合いは8段階あるの?

「焙煎」と言いますが、具体的にはどのような処理をするのでしょうか。最もシンプルな焙煎はフライパンや中華鍋で煎る方法です。生豆を入手して自分で好きな度合いに煎ったコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れる、贅沢ですよね。煎る時間や火加減をマスターできれば自分好みの焙煎で、好きな味や香りが楽しめますね。

でも、自分で焙煎することは難しいのでお店で買ってみて気に入ったものを購入するのが普通ですよね。当店では、そのコーヒー豆を専用に煎る機会を導入しており、日々その焙煎機でコーヒー焙煎をして店頭に並べて皆様に提供させて頂いております。

 ⇒「コーヒー焙煎を更により良い仕上げにするために焙煎機をカスタムしました」

このようにお店で買う時には、参考として焙煎の度合いに名前がついております。コーヒー豆の焙煎度合いは、浅煎りから深煎りまでの8段階をコーヒー協会が規定として定めております。

焙煎が浅いものから順に

1.ライトロースト

2.シナモンロースト

3.ミディアムロースト

4.ハイロースト

5.シティロースト

6.フルシティロースト

7.フレンチロースト

8.イタリアンロースト

とそれぞれに名前がついています。焙煎の深さによる違いとしては、焙煎が浅いものほど酸味が強く、深くなるほど酸味は少なくなり、苦味やコクが強くなります。ただし、はじめに紹介したように店によって基準が違うため、例えば同じミディアムローストと表示されていても、焙煎度合いは微妙に違っていることは多くあります。

ただ、この焙煎度合いには正しくはコーヒー協会が明るさや明度を基準とした数値を設けており、コーヒー豆のL値を計測してから焙煎度合いを決めております。ですので、コーヒーの焙煎度合いはコーヒー焙煎豆を挽いた状態でL値を計測して焙煎度合いを決めるのであります。

 ⇒「コーヒー豆の焙煎度合いで一番浅く明るめな明度のライトローストとは」

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当店がオススメするフレンチローストがピッタリなコーヒー豆の風味や味わいとは?

焙煎度合いが一番深いイタリアンローストの次に深煎りのフレンチローストは中から油分が表面に浮き出てくるので、黒く表面がテカテカ光っているのが特徴です。苦味の強いエスプレッソコーヒーや氷で薄くなることを考えられたアイスコーヒーなどに使われるコーヒー豆はフレンチローストが向いております。

ではフレンチローストに向いているコーヒー豆にはどのような種類がおすすめかというと、焙煎は深くなるほど酸味が少なく、苦味とコクが強くなるので、酸味の強い傾向のコーヒー豆より全体的にバランスのとれた種類の豆が適していると感じます。バランスの良い種類のコーヒー豆としては、ブラジル産のコーヒー豆なども当店では使用しており、もう少し浅めな焙煎度合いではありますが、お客様にもとても評判が良く人気なコーヒー豆の1つでもあります。

 ⇒「コーヒー焙煎の動画シーンをブログにまとめてみました」

まとめ

もうひとつ、コーヒーにはカフェインが含まれているため、寝る前に飲むと覚醒作用により睡眠に悪影響を与えてしまう一面もあります。でも、コーヒー好きの人には寝る前にどうしても一杯飲みたいという人もいるはずです。そんな人には深煎りのコーヒー豆がおすすめです。

それは、深煎りのコーヒー豆はミルクとの相性が良いので、カフェオレなどにして温かく甘めな仕上がりで頂くとホッと一息つけます。また、カフェオレはミルクをたっぷり使用しますので胃への負担も軽減される上、コーヒーの香りにはリラックス効果もあるので、深煎りのコーヒー豆で淹れてカフェオレに仕上げて寝る前の一杯にも優しいといえます。

当店には、このフレンチローストほどの深煎りのラインナップはありませんし、あまりオススメはしておりませんが、深煎り仕上げの一歩手前の焙煎度合いは御座いますので、是非店頭スタッフに気軽にお尋ね下さいね。当店のアクセス地図は、ホームページに詳しく記載しておりますので、ご興味のある方は要チェック下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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