コーヒーが身体に対して与える健康を促してくれる効果との関係性について

コーヒーと健康について
Pocket

皆さん、こんにちわ^^

コーヒー研究所WATARUのコーヒー研究家わたるです。

本日は、コーヒー健康についての関係性に対してのお話しを致します。

目次

コーヒーは身体に良い影響や健康効果があることについて

コーヒー屋さんを営んでいて、毎日のように質問されることがあります。

それは、

「コーヒーは身体に良いんですか?」

「毎日コーヒーを飲むと健康になりますか?」

・・などと質問されることが多々あります。

実は、コーヒーは最初に発見されたときは飲用ではなく食べていたそうです。

コーヒーの木にある果実(コーヒーチェリー)を滋養強壮のため食べたりしていたそうです。

そのような一面から見ても、コーヒーの底知れぬパワーについては、現在でも各研究機関が探究されているようです。

そして、本日はその様々なコーヒーが人間の身体に対しての影響がどのようにあるのかをご説明していきたいと思います。

コーヒーの成分に含まれているクロロゲン酸は糖尿病予防に効く?

現代病の1つとして恐れられているのが糖尿病です。

この糖尿病の予防に良い影響を与えることが、研究されて解明されつつあるようです。

それは、コーヒーに多く含まれる成分のクロロゲン酸が大きく関係しているようです。

このコーヒーに多く含まれるクロロゲン酸は、毎日コーヒーを飲むことによって膵臓の細胞の働きを高めることによって、糖尿病を予防する可能性があるという研究が発表されたようです。

日本人がかかる糖尿病では約90%が2型糖尿病を占めているようです。

その誘因の理由は大きく分けて二つあります。

まず一つ目は、「インスリン抵抗性」です。

肝臓や筋肉や脂肪などの細胞が、ホルモンの一種でもあるインスリンの作用をあまり感じなくなります。

例えば、食事をして血糖値が高まっても正常な状態に戻せないことがあります。

それは、つまりインスリンが効かないという状態になっていることであります。

もう1つの理由は「インスリン分泌不全」であることです。

インスリンは膵臓のβ細胞でつくられるそうなので、このβ細胞が減ったり、インスリンをうまく分泌できないとインスリンが不足してしまい、糖尿病の発症に繋がる要因になるそうです。

ある大学教授の研究家の方は、

「インスリン作用不足が2型糖尿病を引き起こす要因になっている」

・・と仰っておられるようです。

インスリン分泌不全は、東アジアの人々には重要な話しだそうです。

それは、東アジアの日本や中国や韓国の人々は欧米人に比べて「膵β細胞が弱い」という遺伝的特性があるそうだからです。

その要因からも分かるように、欧米人は太っていても糖尿病が発症しにくいのですが、東アジア人は少しでも太るとインスリンのバランスを崩しやすくなり糖尿病の発症に繋がることになるそうです。

よって日本人は、インスリンを多く分泌することできないので、膵β細胞をいかに守り続けるかが糖尿病の予防になるそうなのです。

そして、日本人の膵β細胞は「弱い」ということだけでなく「減る」ということもあるそうなのです。

日本人はインスリンを放出する力が低く、細胞の量も減りやすいという2つの要因があります。

このことから、日本人はインスリンを分泌する『能力』とインスリン自体の『量』の2つの要因を改善していくことが糖尿病の予防に繋がるそうなのです。

この2つの要因となるインスリンの分泌を促し、インスリン自体の量を保護してくれることをコーヒーに含まれるクロロゲン酸が影響あるようなのです。

糖尿病の予防としては、適度な運動や適切な食習慣などは前提として毎日コーヒーを摂取することによって効果は発揮するようです。

ネルドリップ2

まとめ

このインスリンを分泌を促すと言われている、コーヒー成分に含まれるクロロゲン酸ですがコーヒー豆の品種や煎り具合でも含有量が変わります。

まず品種はアラビカ種よりもロブスタ種の方が、クロロゲン酸の含有量はあります。

ただ、ロブスタ種よりもアラビカ種の方が香り高く飲用を最もされている品種なので、市場ではなかなか見つけにくい一面もあります。

以前の当店ブログにもアラビカ種とロブスタ種のことについて詳しく記載しておりますので、そちらも併せてお読み下さいね。

参照記事→「コーヒー豆の2大品種のアラビカ種とロブスタ種の違いについて」

そして、焙煎度合いは浅煎りであればあるだけクロロゲン酸は含有量は多く残ります。

クロロゲン酸は、焙煎初期の段階で熱分解により減少していきますので浅煎りコーヒーの方が深煎りコーヒーよりも含有量は多いのであります。

私の周りでも一日何杯かコーヒーを飲む人が多く居ます。

そして、もちろん私は1杯どころか職業柄でもありますが、飲む時は2~3リットルくらいは飲んじゃいます(笑)

お医者様からは、飲み過ぎるのも良くないとの指摘をされますので、やっぱり良いものは何でも適度にですね。

是非、これらを含めて皆さんも一日何杯かコーヒーを飲んで身体に良い影響を与えましょうね。当店でも、コーヒー教室の際にこのようなコーヒーに対する捉え方や飲み方についてお伝えしております。コーヒー教室などの詳細は、当店ホームページに記載しておりますので、ご興味のある方はご観覧下さいね。

  ⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

コーヒーのことについてご質問のある方はこちらをクリックして下さいね

コーヒー焙煎研究所わたるのアクセス地図や詳しい情報ページはこちら