コーヒーだけでなくカフェインを含む様々な飲料が与える影響について

熊本コーヒー喫茶
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も皆様からのご質問や謎に対してお答えしていきたいと思います。

今回のテーマは【コーヒーだけでなく様々な飲料にも含まれるカフェインが身体に与える影響について】のことをお伝えしていきますね。

コーヒーのカフェイン含有量と他の飲料のカフェイン含有量との違い

私は、職業上のこともあり一日に飲むコーヒー量は1~2リットルくらいは飲みます。そのコーヒーも立て続けにコーヒー濃度が高いエスプレッソコーヒーであったりもします。ですので、ある程度の自分にとっての許容範囲を考慮して飲むことに徹さないといけないのであります。本日は、私のように職業上でもコーヒーだけでなくその他飲料でのカフェインを含有しているものと比較や違いをお伝えしていきたいと思います。

皆さんは、カフェインは眠気を覚ます効果を促してくれると言うのは知っていますよね。でも、眠気を覚ますということは、それだけ体に刺激があると心配になっている人がいるのではないでしょうか。また、カフェインをたくさん採ると健康を損なうと考えている人も多いと思います。そんな漠然とした不安を持っていては、せっかくのコーヒータイムも気になってしまい、台無しになってしまいますよね。

不安の元は、眠気を覚ます成分である「カフェイン」が体に与える影響が理解されていないためではないでしょうか。そんな不安を持っている方へ、コーヒーの成分「カフェイン」は人体にどんな影響を与えるのかを紹介し、不安を取り除くことができれば、安心してコーヒータイムを過ごせるようになると思います。

 ⇒「妊娠中に与えるコーヒーに含まれるカフェインの人体への影響について」

カフェインと言えば、たいていの人はまずコーヒーを思い浮かぶのではないでしょうか。でも、カフェインを含むものは他にもいろいろとあります。身近なところでは煎茶や紅茶、ウーロン茶などのお茶類、カカオを原料とするココアやチョコレート、さらには人工的にカフェインを加えたコーラや栄養ドリンクなどがあります。ではこれらの飲食物のカフェイン含有量はどのくらいあるのでしょうか。

飲み物で比較すると、100ml中のカフェイン含有量は・・・

コーヒー 60mg(インスタントコーヒーは57mg)

紅茶 30mg

煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶 20mg

コーラ 10~13mg

カカオ豆を原料とするココアやチョコレートについては100gあたり

ココア 8~10mg  チョコレート 61mg

(ただし、チョコレートについてはカカオの含有量が異なるので平均値)

※ 参考:東京都福祉保健局「東京都食品安全FAQ」

これを見ても分かる通り、コーヒーはインスタントコーヒーを含めてやはりカフェイン含有量の上位を占めています。飲料水の数値は茶葉や豆から直接抽出した場合の値で、これ以外にもお茶や紅茶のペットボトル飲料、缶コーヒーなどがあります。これらは抽出されたものに比べるとその含有量は少ないものの、外出先などでも手軽に飲めるということで、たくさん飲んでしまう傾向があり、多量のカフェインを摂取する結果になりがちになります。私も、外出先ではお茶を飲むことが多いのですが思ったよりもカフェイン含有量が多いのに気づきました。

コーヒーのカフェインが身体に与える良い飲み方とは?

では、コーヒーのカフェイン成分は飲み方によって与える影響の違いがあることをご説明致しますね。カフェインは利尿作用、睡眠の妨げ、気分高揚、胃への刺激など、マイナスイメージが強い物質です。しかし、カフェインには良い面もあります。第一に、計算能力や記憶力がアップするという研究結果が報告されています。

コーヒーを飲んだ人の方が計算能力が高く、また、記憶力や集中力が持続するのもコーヒーを飲んだ人の方が多いことが実験結果で出ています。また、長期間のカフェインを摂取している人は、摂取しない人より体重が減少傾向にあるという報告もされていて、特に女性にはうれしい事実であるようです。

 ⇒「コーヒーに含まれるカフェイン成分が与える母乳に対しての影響とは」

このようにメリットも多いカフェインを上手に取るためのコーヒーの飲み方は、やはり食後、休憩時間など、これから活動しようとするタイミングが最適であるようです。ただし、食後でも、夕食後は睡眠の妨げになるので避けた方がよいでしょう。参考までに、日本では特に定められていませんが、EUでは1日のカフェイン摂取量を成人で400mgまでとし、さらに1回の摂取量は200mgと定めております。

これを考えるとコーヒーなら1日3~4杯飲んでも大丈夫ということになります。もうひとつ、コーヒーの上手な飲み方として、お昼寝をする方は寝る前にコーヒーを飲むことが適しているタイミングと言えるでしょう。「え、寝る前にコーヒーを飲むと寝られないのでは?」とお思いでしょうが、コーヒーを飲んで、カフェインが体に影響を与え始めるのはだいたい30分後くらいなので、目覚めたあと、頭がすっきりして効率アップにつながります。お昼寝の時間は15~20分くらいが最適です。それ以上だと脳が休んでしまって効果があまりないようです。

まとめ

カフェインは体に良くないという印象を持たれていたかもしれませんが、過剰に摂取しない限り、特に悪影響はないことがお分かりになっていただけたと思います。食後のひととき、お仕事の合間に飲む1杯のコーヒーは気分を安らげ、頭もすっきりすることから、そのあとの仕事の効率アップにもつながります。何よりカップに注いだ時にただようコーヒーの香り、その香りだけでも気分が落ち着きますよね。

  参考リンク⇒「コーヒーの香りが人体に与えるリラックス効果とは」

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