皆さん、こんにちわ!
熊本のコーヒー焙煎研究所わたるのWATARU所長です。
もう梅雨も通り越して、真夏になりましたね。
毎日、猛暑日が続き炎天下で暑すぎますね~。
そんな暑さが続く中、先日は熊本のお茶の間で大人気テレビ番組の「RKK週刊山崎くん」に取材に来て頂きました。
目次
夏の冷たいグルメ特集
今回の「週刊山崎くん」は、熊本県内の冷たいグルメに纏わるお店が取材されて特集を放映されたようです。
そして当店でも、冷たいグルメ!!
・・・といえば、もちろん取材内容はアイスコーヒー??
取材内容はただのアイスコーヒーではありません
当店、コーヒー焙煎研究所わたるに取材オファーがあったコーヒーとは、、
『スパークリングコーヒー』
です。
コーヒー専門店では、なかなか聞いたことないネーミングと思います。
スパークリングコーヒーとは?
コーヒー+炭酸=スパークリングコーヒー
・・になります。
冷たいアイスコーヒーに炭酸を入れております。
口に含むとシュワシュワと炭酸が広がり、口から鼻に抜けるフレーバーが、通常のコーヒーよりも感じて余韻も長く残り続けます。
夏には向いているコーヒードリンクだと思います。
ただ、このスパークリングコーヒーは夏に向けて珍しいコーヒーとして開発した訳ではなかったのです。
この商品開発の根底的な理由は、コーヒーの持つ風味特性(フレーバー)をアイスコーヒーでも感じて頂きたいのが発端でした。
スパークリングコーヒーの開発秘話
良質なコーヒー生豆になればなるだけ感じることが出来る、風味特性。
この風味特性とは、私たちコーヒー業界では「フレーバー」と呼ばれております。
このフレーバーとは、口の中に含み鼻から抜けるときに感じる、柑橘系であったり熟度が高いフルーツのような風味のことであります。
その他にも、チョコやハチミツやワインなど心地良い甘さや風味を感じさせてくれるような食べ物などに例えたり出来るような特性のものであったりします。
通常は、その風味特性と呼ばれているフレーバーを口の中に含む瞬間に勢いよく啜り鼻と口の接点となるポイントに霧状に当てることによって、よりよく感じやすくしてテイスティングをしたりします。
このような行為を、私たちコーヒー業界ではカッピングと呼ばれております。
焙煎作業をしたあとには、必ず風味特性や欠点や汚れがカップに含まれていないかのチェックのためカッピング作業は行います。
このカッピングをすることによって、コーヒーの持つ奥の奥までのフレーバーを感じることが出来るのであります。
私たちコーヒー屋が、商品としてコーヒーを提供する際はお客様はコーヒーを飲むことによってフレーバーを感じることが出来ます。
強烈なフレーバーであったら感じやすいのですが、飲む場合は特に繊細にフレーバーを感じることが難しいのが現状です。
そして、特にアイスコーヒーの場合はコーヒー液から揮発する香り成分が少ない分、口から鼻に抜ける情報でしかフレーバーを感じることが出来ないのです。
そういった状況がある中、炭酸をコーヒー液に入れてみたら口の中でシュワシュワ揮発成分が踊って感じやすくなると思い、炭酸を入れてみました。
予想は的中してアイスコーヒーなのに、いつもよりもフレーバーが明確に感じれるようになったのです。
それが「スパーリングコーヒー」の開発秘話であります。
収録は面白く可笑しく終わりました
取材に来て頂いたタレントさんは「山内要さん」と「かめきちさん」でした。
カメラが回っていないところでも、お二人とも謙虚で面白く知的でした。
熊本の第一線でメディア業界にいらっしゃるだけあって、カッコ良い大人でした。
このお二人みたいに、何十年も愛されるお店で在り続けたいと思いました。
取材に関わって頂いた皆様、ありがとうございました!!!
また楽しい取材などのお問い合わせがあれば、下記リンクから宜しくお願い致します。