コーヒー焙煎について学ぶ
コース内容 今回のポイント
最近は全自動で焙煎から抽出までがボタン1つで出来るコーヒーマシンも販売されております。
こちらの受講では、全自動ではなく手動の操作による自家焙煎コーヒーの基礎を学んで頂きます。
コーヒー焙煎について学ぶは、全5回に分けたカリキュラムで座学と実践を繰り返して覚えて頂く流れとなっております。
まず、コーヒー焙煎を行うためには、世界各国の生産地で栽培されているコーヒー生豆の特徴を学ぶことから始まります。コーヒー生豆のクオリティやポテンシャルは産地や農園で大きく変わってきます。そのコーヒー豆が出来上がるまでのプロセスを学んでいきます。
そして、コーヒー豆を精製処理するプロセスについて学んで頂きます。コーヒー豆は精製処理の違いで風味が大きく変わってきます。その精製処理方法の違い次第で焙煎工程で考慮するポイントや目指す方向性の味わいと風味も変化しますので、そのことについて詳しく覚えて頂きます。
そして、最も大事な焙煎機の基本構造と操作方法を学んでいきます。コーヒー焙煎機には構成要素の基本として「温度計」「熱源」「ダンパー」「冷却機」の4つがあります。そして、焙煎機には様々なタイプがありますが、ここでは一般的な自家焙煎コーヒー専門店に多いタイプのシリンダータイプの焙煎機を覚えていきます。シリンダータイプの焙煎機の種類は大きく分けて3つあります。「直火式ドラム」「半熱風式ドラム」「熱風式ドラム」の3つがあり、これらすべての焙煎機のタイプには熱の関わり方が変わってきますので、その関わり方での焙煎プロセスのことについて詳しく学んで頂きます。
そのあと、コーヒー豆の焙煎度合いによる味わいの違いを学んでいきます。コーヒー豆は、焙煎度合いが浅いと酸味成分が多く酸味を感じる味わいになります。逆に、深煎りになればなるだけ苦味成分が多くなり苦味を感じる味わいになります。中煎りになると、酸味と苦味のバランスが良くなる味わになってきます。このような焙煎度合いによる味わいの違いについて詳しく学んで頂きます。
最後にコーヒークオリティ別による味わいと風味の特徴の違いを学んでいきます。コーヒー豆は品質別で階層が変わっており「ローグレードコーヒー」「コモデティコーヒー」「プレミアムコーヒー」「スペシャルティコーヒー」でのピラミッド型に流通量や品質の違いがあります。そのクオリティ別のことについてや焙煎アプローチについて学んで頂きます。
このコーヒー焙煎について学ぶのカリキュラムは、すべての受講の中にテーマに合わせたコーヒー焙煎を実際に1バッチして頂き、実践を交えた座学を取り入れて学んで頂いております。その後は、ご自身が焙煎して頂いたコーヒー豆をカッピングを通じておさらいをして頂きます。
このコーヒー焙煎について学ぶ全5回を申し込まれる際は、まず【コーヒーの基本について学ぶ入門編】を学んで頂いたあとに受講して頂くことをお勧めしております。