マダガスカル産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の味わいについて

マダガスカル コーヒー
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所わたるのWATARUです。

本日も、コーヒー好きな皆様やコーヒー愛好家の皆様に向けてコーヒー豆の産地情報を含めた魅力的で有益なお話しをさせて頂きたいと思います。

今回のテーマは【マダガスカル産コーヒー豆の歴史や焙煎豆の味わい】のことについて徹底追及していきますね。

マダガスカル国の歴史や文化とは?

本日もコーヒー生産国の文化や歴史や、コーヒー焙煎豆の特徴などについてお伝え致しますね。そのコーヒー生産国はマダカスカル共和国になります。皆さんは、マダガスカル国のコーヒー豆を飲んだことはありますか?

実際に飲んだことがない方が多いかと思いますし、どんな国でどんな味のコーヒーかも知っている方は少ないと思いますので、本日はこのマダガスカル国のコーヒーについて詳しくお伝えさせて頂きたいと思います。

マダガスカル共和国とは、人口約1476人、首都はアンタナナリボで、世界で4位の大きさの国であります。マダガスカル国に初めて人が定着したのは、約2000年前と言われおります。記録上、ヨーロッパ人で初めてマダガスカルを発見した人は、ポルトガル人の船長「ディエゴ・ディアス」と言われております。

ディエゴは、インドへ航海中、強風で針路から外れてしまいます。そして、西暦1500年8月10日にこの島を発見します。ディエゴは、この島を「セントローレンス島」と名付けます。1500年後半、ポルトガル人、フランス人、オランダ人、イギリス人が、マダガスカルに貿易移住をしようと試みましたが、マダガシ戦士たちの敵意と激しい戦闘により、失敗となりました。

1600年代後半頃、ようやくヨーロッパ人が、マダガスカルに足を踏み入れることができました。この頃の、マダガスカルは海賊が島の西海岸を占拠していました。なぜ占拠していたのかと言いますと、インドからヨーロッパに持って行くための、品物を積む船を狙い攻撃するための拠点としていました。1700年代、今度はフランス人が東海岸に侵入しようとしました。これもまた失敗に終わりました。

19世紀初めまで、フランスの入民地となったのは、サマトリー島だけでした。1700年代西海岸のサカラパス族が最初のマダガスカル王国を作りました。1883年、フランスはやっとマダガスカルに侵入します。そして、1896年フランスに島が制圧され、フランスの植民地となります。なぜ、フランスに制圧されたかといいますと、マダガスカルは、木材やバニラなど、珍しい香辛料の宝庫だったからです。

マダガスカルの人々は、1918年と1947年にフランスに対し、独立の運動を起こしましたが、1960年6月26日までに独立することは、ありませんでした。

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マダガスカル産コーヒー豆の歴史や産地情報とは?

マダガスカルにはもともと、アラビカ種のコーヒーが持ち込まれました。そのことから、コーヒー栽培が始まります。ですが、サビ病が大流行します。そのことにより、壊滅的な被害が起きます。そこから、ロブスタ種への植え替えが始まります。

  参考リンク⇒「ロブスタ種のコーヒー豆の歴史と焙煎豆の味わいや風味の特徴について」

そのため、マダガスカルのコーヒー豆の9割がロブスタ種となっています。現在では、生産量が大幅に落ちており、マダガスカルのコーヒー生産はほぼロブスタ種になります。

マダガスカルのコーヒー豆の味の特徴や種類について

マダガスカルコーヒーの原産とするコーヒー豆は、アラビカ種のブルボン種であるといわれております。ブルボン種のコーヒーの味わいの特徴と言いますと、シルクに例えられることもある滑らかで、甘く濃厚な味わいとなっています。

ですが、今現在のマダガスカル国のコーヒーはほぼロブスタ種になっているため、ブルボン種は味わうことは出来ないようです。ロブスタ種での、マダガスカル国のコーヒーは浅煎りでは香ばしい麦茶のようであり、深煎りに仕上げていくと独特な苦味があります。

ストレートコーヒーでは飲みづらいので、ミルクやシュガーなどを入れて飲む方が多くいらっしゃると思います。当店でも、仕入れる機会がありましたなら仕入れて味わってみたいですね。皆さんも、是非お試し下さいね。

まとめ

本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。マダガスカル国のコーヒーの歴史や味わいの特徴などをお伝えさせて頂きました。コーヒー生産国は、まだ知られていない国が沢山ありますので今後も情報発信と発掘を行い、更にコーヒーの魅力をお伝えさせて頂きたいと思います。

当店には、世界各国の様々なコーヒーが代わる代わる御座いますので、店頭スタッフに是非お声掛け下さいね。当店のアクセス地図や店舗の魅力についても、下記リンクに記載しておりますので、そちらも併せてお読み下さいね。

参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのアクセス地図や店舗詳細ページ」

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