SCAJ主催ローストマスターズチームチャレンジ(RMTC)2017

ローストチームマスターズ2017
Pocket

皆さん、こんにちわ^^

コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

もう先月の話しになりますが、コーヒー探しの旅に行ってきました。

その時の備忘録を、本当に忘れないためにも早めに備忘録のために備忘録をさせて頂きたいと思います。

まず、先月のコーヒー探しの旅の関連ブログ記事も併せてお読み下さいね。

↓↓2017年秋のコーヒー探しの旅の関連ブログ記事↓↓

「コーヒーの祭典東京ビックサイトSCAJ2017に行ってきました。PART1」

「コーヒーの祭典東京ビックサイトSCAJ2017に行ってきました。PART2」

「東京のコーヒー店・カフェ巡りに行ってきました!!」

「東京コーヒーフェスティバル Autumn2017に行って参りました!!」

「丸山珈琲の表参道 Single Origin Store新店舗グランドオープンに行ってきました!!」

実は、先月末は1週間近くコーヒー探しの旅で様々な人や素晴らしいコーヒーに出会うことが出来ました。

おかげさまで、更なる素晴らしいコーヒー作りに専念が出来ております。

そして、本日の備忘録でもあるスペシャルティコーヒー協会ローストマスターズ委員会主催「ローストマスターズ チーム チャレンジ (RMTC) 2017」に会場の生本番を観戦してきました。

この競技会だけは、毎年欠かさずに生本番の観戦をさせて頂いております。

全国の焙煎師がその地域毎で集まり、全国でテーマに沿って焙煎技術を駆使して会場のオーディエンスや審査員に評価して頂く競技会であります。

焙煎師は、普段は一人で黙々と焙煎機に向い行う業務の1つなのですが、それを垣根を超えてチームで一丸となって姿勢は素晴らしいです。

そして、そのチーム毎に焙煎プロファイルを自分たちの味の方向性を決めて行った経緯などをプレゼンを含めて楽しめます。

本当に一部のコーヒーファンには、熱く楽しめる競技会だと思います。

年に一度のSCAJ主催の焙煎師が集いチームで行う焙煎競技会の楽しみ

コーヒー焙煎師は、孤独な職業ですがスゴク楽しく魅力的な仕事だといつも誇りに思っております。

そんな、焙煎人が全国から集まり同じコーヒー豆でテーマを決めて競い合うなんて、野球で言えばプロ野球オールスターみたいな感じだと思います。

皆、それぞれ日々に自分を磨きコーヒーと向き合っている素晴らしい方ばかりです。

まず、今年のメインテーマは・・

「ブレンドを制する者は、焙煎を制す!」

今回のテーマはブレンドコーヒーによる味の創出などを競うことでした。

そして、この以下は日本スペシャルティコーヒー協会ローストマスターズ委員会が発表した部分の一部抜粋しております。

RMTC(ローストマスターズチームチャレンジ)は、チーム内で打合せや焙煎および検証を行うこと、即ちチームワークにフォーカスし、より深く焙煎を掘り下げる事で焙煎技術の向上に繋げる大会であると同時に、普段あまり行われない焙煎人同士の情報交換、新たな出会いや繋がりを生む類まれな大会であります。

昨年は【~10th Anniversary~コーヒーは進化する!焙煎はどうだ!?】をテーマに、各チームの熱いプレゼンが繰り広げられ、大変盛り上がりのある大会となりました。

前身のRMC(ローストマスターズチャンピオンシップ)から数えて、今年は11回目となります。

10周年の節目を終え、今年から心機一転、より一層焙煎にフォーカスした競技を目指すとともに、競技に参加してくださる全国のロースター様が今大会を通じて有意義な時間をすごし、より良い自店の運営に繋げていただくことで、スペシャルティコーヒーの更なる普及を目指して参りたいと考えております。

今年のメインテーマは「ブレンドを制する者は、焙煎を制す!」です。

参加者をエリア毎7チームに編成し、2016年度COEブラジルPN(パルプドナチュラル)のコーヒー豆をメインに、計3種の異なるオリジンのコーヒー豆をご用意します。

焙煎方法×ブレンド方法によって、無限の可能性が広がるブレンドコーヒーの世界。その中から、各チームでロースター同士の交流を通じて焙煎技術の検証を繰り返していただき、「これこそ!」と消費者を唸らせる素晴らしいブレンドコーヒーをつくり上げていただきます。

このように、今回はCOEブラジルPN(パルプドナチュラル)のコーヒー豆をメインに、計3種の異なるオリジンのコーヒー豆を焙煎してブレンドをして味作りをすることがテーマでありました。

そして、COEカッピング審査員と会場のオーディエンスの審査の投票数でそれぞれの順位が決まりました。

COE審査員の選んだ1位は、北海道チームでした。

そして、オーディエンスでの審査票数1位は九州チームでした。

これらの、全国の地域の焙煎チームが焙煎したコーヒー豆も購入が出来ましたので、3種類のブレンドコーヒー豆と2016年度COEブラジルPN(パルプドナチュラル)のコーヒー豆を購入させて頂きました。

皆、それぞれに考慮したことを基に焙煎プロファイルを作って検証してを繰り返してをされておられたようです。

とても素晴らしい競技会でした。

カップテスト

まとめ

そして、お店のスタッフとその焙煎プロファイルや経緯や総合評価も含めてカッピングさせて頂きました。

好みは分かれましたが、テーマやスペシャルティコーヒーの意義なども踏まえてカッピング評価するなら、ほぼ会場のCOE審査員の方とオーディエンスの審査票と似ていました。

あと、ここからは私の寝言なので気にしないで下さい。

1つのプレゼンが、私のコーヒーのアンテナに近いコーヒーの味作りにありました。

九州チームが描いた、「複合的な甘さ」です。

甘さは生豆由来でもあり、焙煎由来でもあり、抽出由来でもあります。

今回は、その焙煎由来の甘さをいかに表現するかにフォーカスされておられました。

カッピング評価的にはバランスが崩れても、2016年度COEブラジルPN(パルプドナチュラル)のコーヒー豆の甘さにフォーカスしたい気持ちがあって繰り返しの検証をされたそうです。

それは、このカップに反映されておりました。

基本的には、クリーンカップではありますが甘さを感じやすくするためにフレーバーもナッツを表面に出さないように他の焙煎と比べてカロリーを最初から最後まで与え続けて、とても短時間による焙煎プロファイルでした。

好みではありますが私が焙煎するなら、この2016年度COEブラジルPN(パルプドナチュラル)のコーヒー豆に関しての良さや甘さは前半にあることと、この豆のポテンシャル通りクリーンカップを狙いながらのスイートネスでフレーバーはナッツを含めないオレンジ系のフルーツ類での相性を考慮した方が良い結果になるようにしてみたいとは思いました。

ただ、どのチームも素晴らしいのは確かでした。

とてもワクワクな競技会で焙煎人の皆様に感動しました!!!

最後は、私の焙煎シーンです(笑)

このコーヒー豆は、グァテマラの中深煎りの焙煎度合いであります。当店のホームページにも、コーヒーに対する想いや向き合い方などを記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

コーヒー焙煎のことでご質問のある方はこちらをクリックして下さいね

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

コーヒー焙煎研究所わたるのアクセス地図や詳しい情報ページはこちら