コーヒー成分に含まれるタンニンは飲み方次第では貧血の原因になる?!【熊本珈琲研究所わたる】

コーヒー貧血
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皆さん、こんにちわ^^

熊本コーヒー焙煎研究所WATARUのわたるです。

本日も、コーヒー好きな皆様やコーヒー愛好家の方々に向けて有益なコーヒー情報をお伝え致したいと思います。

今回のテーマは【コーヒー成分に含まれるタンニンは貧血原因】のことについて記述致しますね。

貧血の原因やメカニズムについて

今回のテーマは、私も何度か経験があるので、とても興味深い部分も掘り下げて記述致したいと思いますので、気になる方は是非最後までご観覧下さいね。このような血液に関わることは、特に女性に多いといわれることですが、どんな原因でコーヒーが貧血を引き起こすのかをお伝えさせて頂きますね。

まず、ここでは貧血がどのようなメカニズムで起こるのか、そしてコーヒーは貧血とどのような関係性があるのかについてをご紹介していきますね。貧血にはいくつかの種類があります。一般的に貧血というと「鉄欠乏性貧血」のことと思われています。実際、貧血の約7割がこれで、鉄が不足することが原因です。

貧血にはこの他にもいくつか種類があります。骨髄の機能低下が原因で造血機能が衰えることによって起こる「再生不良性貧血」、赤血球の寿命が通常より短くなり、新しい赤血球が作られるより速い速度で溶けてしまう「溶血性貧血」、ビタミンB12や葉酸が不足して赤芽球の細胞分裂を阻害した結果血液が不足する「巨赤芽球性貧血」などがあります。

しかしこれらの原因はいずれも病的なものなので、ここでは詳細は割愛させて頂きます。貧血の方はこれらが原因の場合も考えられるためもあり、医師の診断を受けてから対処をすることが一番であると思います。

「鉄欠乏性貧血」は鉄が不足することが原因と言いましたが、そのメカニズムは次の通りです。血液のうち赤血球には体内に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンが含まれています。これは鉄とタンパク質からできていて、鉄分の摂取量が十分でないとヘモグロビンの生成が十分に行われなくなります。ヘモグロビンの減少によって酸素が体内に十分運ばれなくなり、貧血症状となるのです。

サプリメントから鉄分を摂取するのも良いのですが、鉄分を多く含む食品を摂ることが大切であります。鉄分を多く含む食品としては、豚や鶏のレバー、魚介類、特にあさりの水煮缶には多くの鉄分が含まれています。

その他に植物では大豆が多くの鉄分を含んでいます。その他にもパセリ、ひじきなども鉄分補給には十分な量を含んでいますので、これらを使った料理で鉄分補給に努めましょう。さらに摂取した鉄分の吸収率を上げるには、ビタミンCや良質のたんぱく質などを一緒に摂ることが良いといわれております。

コーヒー成分に含まれるタンニンの含有量

貧血予防には鉄分が必要なことが分かりましたが、せっかく鉄分を摂取しても、吸収率が悪いと効果が上がりません。ビタミンCや良質なたんぱく質を一緒に摂ることで吸収率がアップすることはすでに述べましたが、もうひとつ、注意しなければならないことがあります。

それはタンニンの摂取です。タンニンは鉄分の吸収を阻害する作用があるのです。そのため、鉄分を含む食品と一緒に摂ると、せっかく摂取した鉄分が吸収されず、非効率的です。タンニンというと渋みの元というので、緑茶や紅茶のイメージがありますが、実はコーヒーの方が含有量は多いのです。

100ml中のタンニンの含有量はコーヒー110mgに対して紅茶37mg、緑茶で18mg、ウーロン茶32mgで、コーヒーの含有量は他に比べてかなり高いと言えます。

 ⇒「コーヒーやその他の嗜好品飲料のカフェイン含有量と身体に対する影響とは」

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コーヒーのタンニンが身体に与える影響と貧血との関係性とは

タンニンは植物に含まれているポリフェノールの一種です。強い抗酸化作用があり、余分な活性酸素を取り除く効果があるため、細胞を傷つける活性酸素から守ってくれます。タンニンはポリフェノールの一種のため、身体に良い成分というイメージが強いのですが、すでに説明したように鉄分の吸収を阻害する作用があるので、摂取するのには注意が必要です。

 ⇒「コーヒーに含有されているポリフェノールは身体に良い影響を与えている?!」

タンニンの含有量の多いコーヒーですが、カフェインやクロロゲン酸など摂取することで身体に良い飲み物でもあり、何と言ってもコーヒー好きの方にはやめられないと思います。そんな方のために、貧血予防に鉄分の摂取を妨げにくいコーヒーの飲み方をご紹介します。

まずは飲むタイミングです。鉄分を摂取する前後1時間は飲むのを避けることです。それにより体内に摂取されたタンニンの影響が激減しますので、鉄分の吸収を妨げにくくなります。もうひとつは焙煎の方法です。タンニンは焙煎により少なくなります。そのため貧血症の方は浅煎りではなく深煎りのコーヒーを飲むように努めれば、影響は少なくすることができるようです。

まとめ

以上紹介したように、コーヒーは飲むタイミングに注意すれば、貧血の原因となる鉄分不足への影響は減らせます。コーヒーに含まれるポリフェノールやカフェインはむしろ身体に良いものとして知られています。また、コーヒーの香りもリラックス効果があることが、実験などで分かってきています。

 ⇒「コーヒーの香り成分が人体に与えるリラックス効果を大きく影響ある?!」

何よりコーヒー好きの人はそう簡単に飲むのをやめることができませんよね。ここで紹介したことで、コーヒーが貧血にどう影響するのか、そして、どのような飲み方をすれば影響が少なくなるのか、そんなことが分かってもらえて、不安が解消されればと思います。

そう考えると、コーヒーは飲み方や飲むタイミング次第で良いも悪いも影響を与えるということなんですね。この良い影響を与える飲み方や飲むタイミングを理解して、楽しく健康的なコーヒーライフを送れるとイイですね。

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