コーヒーに含まれるポリフェノールが人体に与える健康の影響とは?

コーヒーポリフェノール影響
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皆さん、こんにちわ^^

コーヒー研究所WATARUのわたるです。

本日は、日頃の皆様からのご質問などを承っておりますので、その中から興味ある質問からお答えしていきたいと思います。

本日は、その沢山の質問の中で「コーヒーと健康」に対する角度のご質問に私なりの見解も含めてお答えさせて頂きますね。

コーヒーに含まれるポリフェノールとは

現在は、世界中で毎日に飲まれているコーヒーですが、その香りと味のとりこになって食後、くつろぎのひとときにと、 一日に何杯も飲むという人は少なくありません。

そんな嗜好品の代表とも言えるコーヒーですが、最近テレビなどで健康にも良い影響を与える飲み物として紹介されており、ますますコーヒー人気は高まってきておりますね。

当店にも、コーヒーは文化やファッションと捉えて居る人もいれば、嗜好品飲料としてこよなく愛する人も居り、コーヒーの捉え方は多種多様であります。 

そもそも、コーヒーが健康に良い影響と言われるその正体は 「コーヒーポリフェノール」という成分が多く含まれているからなのです。

では、そのコーヒーポリフェノールっていったい何なの?

ポリフェノールはどう体にどういう影響を与えているの?

皆さんは気になりませんか?

最近は、こういうコーヒーと健康にまつわるご相談や質問を多く頂くことがあります。 

嗜好品として楽しんでいたコーヒーが健康にも良いなら、 こんなにうれしいことはありませんよね。

飲んでほっと一息、その上健康にも良い、そんなコーヒーのポリフェノールが健康に与える影響について紹介したいと思います。

コーヒーのポリフェノールについてお話しするにあたり、まずポリフェノールとはどんなものかを簡単に説明致しますね。

ポリフェノールは多くの植物が持っていて、紫外線によるダメージやその他の外的環境により発生するストレスに対抗するために、植物自身で作り出された物質のことです。

特にここで注目するのは、紫外線により発生する活性酸素を消す働き、いわゆる抗酸化作用を持っていることです。

活性酸素は他の物質と反応しやすい不安定な物質で、細胞にある物質とも反応するため、細胞を壊し酸化ダメージを与えます。

酸化ダメージとは金属が錆びるのと同じ現象で、活性酸素が多いと多くの細胞が傷つけられて、体が錆びた状態になるので健康や美容に悪影響を与えてしまいます。

ポリフェノールには多くの種類があり、8000種類以上もあると言われています。

その中でもよく耳にするのは、緑茶に含まれる「カテキン」、赤ワインの「アントシアニン」、大豆の「イソフラボン」、さらにはチョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」などです。

皆さんも、「コーヒーポリフェノール」という言葉も聞いたことがあると思いますが、これは正式には「クロロゲン酸」と言って、これもまた強い抗酸化作用がある優れたポリフェノールなのです。

このクロロゲン酸を多く含んでいるのがコーヒーです。

その量は普通に淹れた緑茶の2倍、最も多く含まれていると言われている赤ワインと比べても、その量は引けを取りません。

さらにコーヒーといえば眠気を吹き飛ばすカフェインが知られていますが、実はこのカフェインよりもコーヒーポリフェノールの方が含有量は多いのです。

ポリフェノールは、人間にとっても有効な物質なのですが、残念ながら、人間は自身で作り出すことができないため、外部から取り入れるしかありません。

私たちの日常生活では、コーヒーを飲むことによって摂取が出来るのでコーヒーは生活の中には欠かせませんね。

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コーヒーポリフェノールが与える健康面での影響とは

では人間にとってコーヒーポリフェノールは健康にどのような良い影響を与えるのでしょう。

これまでポリフェノールは活性酸素を消す働きがあると説明してきましたが、実際にどんな効果があるのかというと、第一に「動脈硬化のリスクを下げる」ことが挙げられます。

動脈硬化はLDL(悪玉コレステロール)が活性酸素により酸化されて、それが血管内に蓄積されることで発生します。

そのため、活性酸素がポリフェノールで消されることでLDLの酸化が抑えられ、動脈硬化のリスクが下がることになります。

また、紫外線を多量に浴びることで発症のリスクが高くなる皮膚がんなども、紫外線を浴びることにより発生する活性酸素が関与していることも明らかになっています。

このほか、さまざまな研究機関がある特定の疾患について、コーヒーを飲用する人の方が死亡リスクが低くなっていることを発表しています。

その代表的なものは肝臓疾患、肝臓がん、さらには糖尿病などで、いずれも1日3~4杯コーヒーを飲む人は飲まない人より死亡リスクが低くなっているというデータを示しています。

健康面について紹介しましたが、美容面でも紫外線により増える「シミ」の発生について、抑制効果があると発表されて脚光を浴びています。

コーヒーは美味しく健康面にも良い影響を与えてくれるので一挙両得で素晴らしいですね。

まとめ

コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノールが健康や美容に良いということを紹介してきましたが、やはりコーヒーは嗜好品として最高の飲み物であることは間違いありません。

その香りや味はリラックス効果があることも分かっていますので、「美容と健康のため」として飲むのではなく、食事の後や仕事や勉強の間のちょっとしたくつろぎの時間にほっと一息して、コーヒーを楽しめると素晴らしいですね。

当店でも、コーヒーの魅力を様々な角度からお伝えさせて頂いておりますので、是非ご来店の際には色々とコーヒーのことをご質問下さいね。当店ホームページにもコーヒーの想いや向き合い方のことなども記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご観覧下さいね。

  参考リンク⇒「コーヒー焙煎研究所わたるのホームページ」

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